La Lune Lunatique

mmemiya.exblog.jp
ブログトップ

アフリカ・レポート

大学時代の友人の結婚式に出るため、日帰りで四国・高松へ。

小学生の頃、屋島に行ったことがあるが、当然、あの時は、橋はかかっておらず、船で四国へ渡ったのでした。あいにくの雨模様でしたが、橋から瀬戸内の島々を眺める景色はなかなか。ただし、欄干がものすごく邪魔。しょうがないけどさ。
その、四国と本州の連絡線の上で食べた、立ち食いのうどんがものすごく美味しかった、という記憶だけが残っているのだけれど、今回はさすがにうどんを食べる暇はなし。残念!地元からの式参列者によると、橋の料金が1000円になったこともあって、今日はどこのうどん屋もいつもよりもっと混んでいたらしい、とのことでしたが。でも、お式の食事にうどんと、あと、噂には聞いていたあんこ入りの餅が入った雑煮も出た。
さすがに日帰りはややハードではありましたが、良いお式でした。新婦も私と同い年とは思えないほど可愛かった。そして久しぶりに大学時代の友人たちとも会えたし。前回も別の子の結婚式で会って以来、なんだけど、この、大学クラブ仲間、これで全員結婚したので、もう、誰かの結婚式で集まる、ってこともないんだよなぁ。今は、メールで近況が全員いっせいに聞ける、っていう、便利な時代にはなったけどね。

子ども達は、本日、娘のピアノ教室の講師コンサートがあり、夫が、まぁ子どもが行きたいなら連れて行ってもいいけど、と言ったので、ありがたくお願いしておいた。夫によると、本当に聞いてるのか、というぐらい落ち着きがなかったそうだが、子ども達はコンサート、楽しかったとのこと。「エリーゼのためにを弾いてたよ」と娘。娘の知ってる曲、それぐらいしかないもんなぁ。徐々にクラシックのCDなども聞かせた方がいいんですかね、やっぱ。

往復の車中のために、3冊本を持参。2冊は読了、一冊が途中まで。

「英語教育熱(金谷憲)」は、「過熱心理を常識で冷ます」の副題どおり、英語教育についてあれこれ言われていることについて、常識的に考えればおかしいでしょ?と再考を促すような本。6年も勉強して英語がしゃべれない、なんていうけど、その6年間にいったい、時間数にしてどの程度英語をやってるか、と言えば、そうか、こんなに少ないのかー、という感じ。中1や中2の英語教科書全文が、A3の紙裏表だけで印刷できてしまう(1冊の教科書に出ている英文全部が、ですよ!)というのも吃驚だ。で、中学にせよ高校にせよ、英語教育の具体的目標、というか、ニーズがそもそもはっきりしていない。漠然とした(個々人によって思い描くものが違う)ニーズに対して教育方法のミスマッチが起こる、というか、またもや漠然とした「こんな筈じゃない、これじゃダメだ」という感覚が生まれるのは当然の道理だよなぁ。非常に説得力のある、かつ、すいすい読める、まとまりの良い本。

もう一冊読了した「アフリカ・レポート(松本仁一)」。これは一転して非常に暗い気持ちになる本だ。(いや、「英語教育熱」読んでも明るい気持ちになると言うわけではないけど。)私が中学生の頃、We are the worldなんていう歌があって(JRC委員会で繰り返し放送したりしたので、今でも全部、歌詞そらで歌えます、私)幼い私は漠然と、アフリカというのは貧しいところなのだと思っていた。飢饉がしょっちゅうあったり、みたいなね。
ところが、大人になって冷静に考えてみると、アフリカというのは、天然資源に満ち溢れているし、基本的には豊かな大地なんである。1983年~1985年の大旱魃においても、旱魃のもっともひどかったジンバブエが一人の死者も出していないことが本書で語られている。他国が100万人単位の餓死者を出したこの時さえ、うまく対処が出来た国もあったのだ。ではなぜ、今尚、アフリカの多くの国で、多くの人々が貧困にあえいでいるのか。その状況をいくつかの国のケースで描き出した本書は、一応、構成上は後半に、将来への希望を垣間見せてはくれるものの、なんというか、絶望的な気分になる本ではある。もっとも、帰宅してからさっきまで、ついつい、本の内容を熱く夫に語り続けてしまったぐらい、色々考えさせられた本ではあった。
なお、アマゾンのレビューで、複雑なアフリカの全体像を把握するには、これでは断片的過ぎる、みたいな意見がいくつかあり、「新書アフリカ史」が推奨されていたので、これも一緒に購入したのだが、なにしろ、「アフリカ史」すごく分厚い本で、これはまだ手をつけていない。でも、この「アフリカ・レポート」読んだら、ものすごく読みたくなったので、これから読むつもりではあります。(あー、あと、同じく松本仁一氏の「カラシニコフ」も読みたい。多分、余計に重たい気持ちになるとは思うけど。)
ハッ、そんなことより、子どもの入学用品の名前書きをしなきゃ…なのですが、ね。
[PR]
by mmemiya | 2009-03-22 23:12 | 読んだ本 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://mmemiya.exblog.jp/tb/10612206
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。