La Lune Lunatique

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胃の回復に丸一日を要した。

土曜日の夜、久々に、古い友達とご飯を食べに行った。

あとで確認したら、ちょうど丸一年ぶりだなぁ。しかし、前回は、名古屋のフレンチではなかなか予約の取れないことで有名な(去年、6月の末に予約電話入れたら、週末は10月まで空いてないって言われたんですよ!)サラマンジェ・ドゥ・カジノへ行ったんだけど、しかーし、今思い返すと、何食べたんだかちーっとも覚えてないでやんの。(羊を食べたような気がする・・・かすかに・・・)

というわけで、今回は、食べたものを書いておこう。

なんか、今回をあわせて3回、フランス料理ばかり食べに行っている。独身時代はいつも、海外旅行といえば彼女と、だったのですが、それが難しくなってからは、せめて、いつもは食べないものでも、って意識があるのかなぁ、思えば。

行ったのは、昭和区にある「グルマン」というお店ですが、前菜のセップのヴルーテは本当においしかった。
(料理名は「ポルチーニ茸のブルーテ ホタテのラヴィオリ秋トリュフの香り」とな。)

そもそも私はヴルーテに目がなく(ヴルーテというのは「ビロードのような」という意味のスープで、要はポタージュと思えばいい、と思う。とはいえ、ポタージュとヴルーテの違いなんて、実家に置いてきちゃった「白水社料理フランス語辞典」ぐらいにはもしかして載ってるかもしれんが、私は知りませぬ。)メニューにヴルーテという文字をみただけでほぼ即決状態。しかも、セップですよ、セップ。日本では「ポルチーニ茸」というほうが通りがいいんだろうけど。そのセップをヴルーテにしてトリュフのスライスが。中に入っていたホタテのラヴィオリは、正直、なくてもあっても…って感じでしたけどね、私には。

そうそう、その前に出たアミューズ、スモークサーモンと、冷たいトウモロコシのポタージュと、あとなんだっけ?トウモロコシポタージュはこれまた美味でした。

ところで、私には昔から、空腹が過ぎると胃が痛くなる、という悪い癖がありまして、この日は、昼飯が少なかった覚えはないんだけど、なぜか、この胃痛を軽く起こしてしまい、あまり体調がベストでなかったところへ、メインディッシュが重すぎた。
「山ウズラとフォアグラのトルトゥ イチジクのローストを添えて」

ジビエです。英語だとGamesだっけ?育てられた家畜じゃなく、狩猟で得られたもの、っつーことですが、いやぁ、なんといっても本格的なフランス料理レストランなんて久しぶりなので、どうせなら思い切りフランス料理らしいものを…という発想が良くなかったのかも。注文後「匂いがきついが大丈夫か」という確認がありました。まぁ、言われてみりゃジビエなんて、わたしゃフランスでは自分で料理したこともないし(秋になると、市場には、羽根がついたままの色んな鳥なんかがぶら下がった店が出るんですよ。きっとあの中に「ヤマウズラ」もあったんだろうなぁ。ヤマウズラといえば、ワインの色を「ヤマウズラの目の色」とか言うことがあるなぁ…としか知らないんだけど。)レストランでも、鴨は野鴨って多分食べたことないはずだし、食べたことあるジビエといえば野兎と鹿ぐらいかも。野兎は、普通に年中スーパーで売ってるただの兎肉とは全然違っていた。鹿は血の味がして重かった。ジビエとなると目の色かえるフランス人の気持ちは実は分からない。それなのにそんなものを頼む私って…。

えーと、イチジクのローストは美味しかったです。もともとイチジク大好きですが、焼くってのも美味しいんだ、と発見。料理は、鶉の肉にフォアグラのせて、鶉のミンチのせて、豚の脂身でくるんでパイ皮で包んで焼いたものでした。多分、ぱさつきやすい肉質なのでそういう料理法なのかと。しかし、正直、途中からフォアグラが重かった…。匂いのクセは、全然気づかなかったんだけど。普通の鶏肉とどの程度違うのか、正直、よく分からない、というあたり、私には、豚に真珠の食べ物だったのか…?
本日のお魚料理(その日は、トランペット・ドゥ・ラ・モールという茸を添えたアマダイかなんかだった筈)にしておくべきだったのか…。死のトランペット(という凄い名前の茸なのです。)も久々に食べたかったかも。

ワインは、赤ワイン(ドメーヌ ダンデゾン コート デユ ローヌ ヴィラージュ 2006 だそうな)をフルボトルで頼んだのだけれど、結局、少し残ってしまった…。かつては二人でなんとか一本、空けられたと思うんだけど、弱くなったのかなぁ…。もっとも、一本あけてよれよれで家に帰った記憶もなきにしもあらずで、前は無理してただけなのかも?でも、美味しいワインでしたよ。

しかし、しょうこりもなく、デザートを「フランス産チーズの盛り合わせ」にしていた私…。給仕の人が「あとでもいい」と言ってくださってたので、デザートは食後、決めればよかったのかも…。これまた、苦手なチーズはあるかと聞かれましたが、ごくごく、オーソドックスなのが4種類出てきた。「強いて言えば山羊乳のチーズが苦手」と答えたので、山羊チーズが外されたのかどうかは???クロタン・ド・シャビニョルのよく熟した奴とかは、どうも得手ではないです。出てきたチーズは、確か、ブリ・ド・モー、フルム・ダンベール(だっけ?とにかく、ロックフォールではないがメジャーどころの青かび)、ルブロション、あと、これだけは初めて(だと思う。知らないうちに食べたことあるかもしれないが)の「カプリス・デ・デュー」。神様の何?と思ってましたが「神の気まぐれ」って意味だそうで。ブリと同じく白カビタイプですね。この頃には体調が多分、いちばん良くなかったので、ブリとの味の細かい違いなんて全然分からず。しかし、それにしても、チーズ盛り合わせのチーズって小さいんですね。そういえば、他のレストランでもこんなもんだった気もするけど。フランスだと、この10倍は大げさにしても5倍は大きく切るんじゃないか、と思われる一口サイズでした。もっとも、もうかなりおなかいっぱいだったので、フランスサイズで出されても困っただろうけどさ。

コーヒーとかが別料金なのですが、頼むと小さなお菓子がついてくる。ホント、ままごとのオモチャみたいな小さなマドレーヌとマカロン。可愛らしいです。エスプレッソにしたかったけど、胃を労わってハーブティーにしておいた。オリジナルブレンドだそうで、何のブレンドかはよく覚えてない。

それにしても、年のせいでしょうか、それとも胃食道逆流症のせいなのでしょうか、舌が求めるものと胃が許容するものがずれてきてるのは辛いなぁ。もう、フランスにいた頃のような量は二度と食べられないというのは自覚があるのですが、料理そのものを受け付けなくなってきているのは、なんだか切ない。胃の痛みのせいもそりゃ、あると思いたいけれど。

次回はコンディションを万全に、さて、何を食べにいけるでしょう?
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by mmemiya | 2009-10-05 22:42 | 日々雑感 | Trackback | Comments(0)
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