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La Lune Lunatique

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学級閉鎖基準はいつ見直されるのか。

新型インフルエンザ、ますます流行って来ているようで。

うちの子の学校でも学年閉鎖が出ていて、一度、延期になっていた土曜日のとある行事の中止が決定した、そうな。娘達は、本日、無事に遠足を済ませたが、市内の保育所はいくつか閉鎖中。園児が100人以上いる中で、2人出たら休園ってのは、ちょーっと…きついよなぁ。そもそも、子どもが学級閉鎖とかになって、でも自分の子は今のところ元気そうで、なんていうとき、どうしよう、とは思っていたのだが、その学級閉鎖が、1回では済まない可能性もあるわけだ。それは正直、考えてもいなかったのだが、現に、同じ市内には、今シーズン二度目の学校閉鎖(学級じゃなく学校!)に入ってしまった学校がある。親御さんたちも困っておいでだろう。

うちのエリアにある小中高校のうち、なんと、47%の学校で、学級か学年か学校の閉鎖が出ている。約半数ですぜ。何もかも、例年より極めて厳しい学級閉鎖基準の故、である。だけど、半数、って、やっぱそれってちょっと、おかしいんじゃないの。

そもそも、文部科学省だって、この「学級閉鎖」ってのが、流行のピーク時には意味はないってことを認めている。
参考リンク:各都道府県・指定都市教育委員会等宛 新型インフルエンザに関する対応について(第13報)

特にこの中の、「別紙2 新型インフルエンザ流行時における学校閉鎖に関する基本的考え方」あたり。

・・・こうなってくると、あとは、どこの時点で、一体誰が、「もう積極的学級閉鎖に意味はない」って言い出すか、だけ、という気もするんだけど…きっと文部科学省が基準を設けたり判断することはないだろうし、かといって各学校は教育委員会の判断待ちだろうし・・・。そもそも、このリンク先の資料を見るに、うちの県の学級閉鎖基準が厳しすぎる、ってのもある。

誰が猫に鈴をつけるのか。だーれもやりそうにないまま、なーんとなく、この流行が終わっていくような気がして、なんともかんとも…。陰にどれだけの犠牲・努力があるのか、とか、考えてくれないもんでしょうか。はあ。
by mmemiya | 2009-10-28 23:17 | 日々雑感