La Lune Lunatique

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教育方針いろいろ。

4月からは小6になる甥っ子が、塾に入ることになるらしい。
これまでは、通信教育教材とかいろいろ自宅でやってたんだけど、自分で教えているとイライラしちゃうから、とは義姉の弁。
しかし、入塾テストに受からないと入れないんだって!こんな田舎にそんな塾があるとはビックリ。
もうすぐ小3の甥っ子も、やはり通信教育などやってますが、我が家は学校の宿題以外、なーんもなし。ま、物理的に、やらせる時間ってモノがないし。
夏休みの間は、学童で「学習の時間」があって、その時間は、他の子の迷惑にならないように勉強をしないとダメで、でも、学校の宿題は量が少ないのであっという間に終わってしまう…ってことで、その期間だけは「なぞぺ~」とかのドリルを何冊か買って持たせたのだが、後は、本当に野放し状態に近い。

一年生最後の授業参観、そして学級懇談会があったのだが、他のお母さんのお話を伺うと、計算カードの宿題を一日20回以上やらせた、とか、全然出来ないので泣きながら何回もやった、とかいう体験談もあって、熱心な人がいるなぁ、と感心してしまった。
計算カードは、足し算、引き算それぞれに、2分以内で全問やり終える、というのが学年の目標になっていて、うちの子は、足し算はクリアしたが、引き算はまだ。今日、宿題でやったら、2分2秒だったので、明日、学校で検定(と呼ばれている)受けてみる、とか言っていたが。このところ、クラスでも2分をクリアする子が増えてきたので、前はおざなりに一回だけやるだけ状態だったのが、ちょいとやる気を起こしているようだ。まぁ、それに水を差すつもりもないので応援はしているが、なにしろ、母たる私、「そりゃ、ある程度のスピードでやれるようになるのは大事かもしれんが、速さなんて競ってどうするんだよ、曲芸仕込んでるみたいじゃない」と内心で思ってるもので、こっちの取り組ませ方には熱は入らないんである。正直、大人になりゃ電卓叩けばおしまいじゃん、算数で大事なのってそういうものかぁ?みたいな気分があるんだよね。

勉強、勉強、と熱心になってみたところで、どこの高校や大学へ進むか、よりも、その後、どういう大人になるか(どうやって一人前になって食べていくか)の方が大事だしな~。思えば、日本が貧しかった時代ならともかく、大学進学率が50%を超えたような時代になってなお、こんなに向学心に燃えた、っつーか、勉強させることに熱心な親が多いこと自体、けっこう、私には不思議だったりする。今なんて、「ここへ進学すれば就職は絶対大丈夫!」みたいな所はなさそうにも思えるのだけど、どうなんでしょ。

私の親は、私に勉強しろ、と言ったことはないが、二人揃って「大学へ行きたかったのに行けなかった」という気持ちを強く持っていて、「お前はちゃんと大学に行かせてやる」っつーのが、早くからひしひしと感じられはした。父は、5歳で父親をなくし、そんでも末っ子の父だけは、10歳年上の長兄が高校まで行かせてくれたのだが(あとの兄弟は中卒。あ、父は奨学金も貰っていた)、「大学へ行きたい」と言ったら、「お前は何をアホなこといっとるんだ」と言われてしまったらしい。
母は3人姉弟の長女で、親戚の話やらなにやらを総合して考えるに、どうも、3人の中で一番勉強はできたのだが、「女の子は大学なんて行かなくていい」と言われて高卒。末子の叔父は、きょうだい中ただ一人の大卒、しかも、大阪の私学へやってもらったのだが、母としたら「私の方が成績良かったのに」みたいな思いがあったのだろう。後に、母は通信制の大学に入学したのだが、結婚、私の出産があって、結局、卒業できていない。

そんな両親の時代には、大卒はマジョリティではなく、でも、だからこそ、恐らくは会社の中で、大卒と高卒ではかなり扱いが違う、ってのはあったのだろうと思う。
しかし、子の世代の私にとってみりゃ、学費出してくれた親には本当に申し訳ないのだが、「いやー、大学出たからって、それで何かが大きく違うってもんでもないんじゃないかなー」みたいなところがある。
(ちなみに私、この年になっても、勉強は大好きです。って、大人になったら、嫌いな勉強はあんまりしなくて済むからそんなこと言ってられるのかもしれんけどさ。でも、そういうわけで、大学まで行かせて貰ったこと自体は感謝しております。)

ぶっちゃけた話、私の出た高校と、夫の出た高校では、入学難易度に、けっこう開きがあった。大学の方は、正直よく分かんないけど(夫の専攻分野に関心がなかったので)、やっぱ難易度は違うと思う。しかし、結局、社会人になってみたら、状況は変わらないわけで。
あと、必死こいて勉強したところで、得意不得意って、持って生まれた差もあるよな~(逆に言うと、出来る奴は、そう必死に勉強しなくても出来る)という思いもあるし。それやこれやで、尻叩いて勉強させたって、それが人生の何かを大きく変えるもんでもあるまいよ、などと思ったりする。
しかし、世の中には、私のようには思わない人がたくさんいるのだなぁ、と、最近、感心することしきりの私なのである。勿論、世の中の人みんながおんなじように考えるなんて気持ち悪いので、違うこと自体がいい悪いってんじゃなく、私はそういう思考回路にならないので、へええ、すっごく違うなぁ、と思ってるだけなんだけど。
それとも、今よりずっと収入が良かったり、派手派手しい仕事に就いてたりしたら、私だって「あなたも勉強を頑張るのよ!!」みたいな親になったのかもしれん。所詮、中途半端な学歴だから、と言われりゃそれまでだが(たとえば、義姉は某国立修士課程卒、私よりずっと高学歴である)、しかし、毎年1万人以上いる(だよね?)東大の卒業生の全員が、そう「自分は人生における成功者だ!」と実感してるとも思えない。

…しかし、そんなことより何より、忘れ物、失くし物、その他もろもろをなんとかする方が先なんだけどね、うちの子の場合。授業中の姿勢とかさ。夜、寝るときになって「今日でノートを使い終わった」とか言い出すのも勘弁して欲しい。ああ、やれやれ。
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by mmemiya | 2010-02-18 22:08 | 子育て、子育ち