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ビズという習慣

子どものほっぺにちゅ!をする母が、私だけではないと知って安心しました(笑)。しかし、保育所でのお別れ時にそれやってる母は、やっぱり多くはないんじゃないの?という気もする。
ブラジル人のお母さんが、投げキッスしてるのなんかも見るけどね。

ちなみに、娘と私がやっていると、息子も(ちょっともじもじしながらも)自分もやって欲しそうにします。小学2年生、まだまだ可愛いもんです。(まぁ、うちの息子は、人前で未だに抱っこをねだる甘えたがりですが…。)

ちなみに、私と娘は、たまに、「フランス人のあいさつ」もやります。左右のほっぺにそれぞれキスする奴ですね。キスと言うか、頬と頬を軽く触れ合わせて、口で音だけ出したりもするんだけど。このあいさつをフランス語では「ビズ」と言います。
いわゆる「ハグ」は、少なくとも私は経験ない。あれはアメリカっぽい気がしますがどうでしょう。

じゃあヨーロッパならどこでもビズをやるか、というとそうでもなく、ドイツ人は、家族以外の人とはこの種のあいさつを(めったに)しないそうです。ドイツ人がこのフランス人の習慣を、さも軽蔑しきったように語るのも聞いたことあります。
検索してみると、北欧もあんまりしないらしい。イギリス人もあんまりしないのかな?なんとなく、判るような気もしますが。

国によって、回数も違うそうな。パリでは通常、左右1回ずつの計2回だと思うんだけど、フランスでも南の方へ行くと回数が多いとも聞きます。実地に確かめたことはない。(ネット上には県別の回数統計があった!けど。)オランダは3回だとか。

フランスでは原則、男同士はやらないと思いますが(女性同士、男性と女性では、親しければ普通のあいさつ)これも、南仏では男同士でもすることがあるとか、アラブの人は男同士でもやるって聞いたな。ネット検索すると、イタリア人も男同士でもするそうです。

あと、どういう時にするのか、ってのも、国というか文化によって微妙に違うみたい。「久しぶりに会った時」なのか、「毎日会ってても毎日」なのか。フランスは後者の方ですな。ホームパーティなんかの場合だと、まず、最初にようこそのビズ、帰りにさよならのビズ、とかね。私はフランスの会社の状況を良く知りませんが、通常、出勤してきたら同僚とビズ、帰宅する時もビズ、らしいです。毎日毎日。

誰とするのか。あんまり、初対面ではやんないですかね。でも、友人の友人だったりすると、初対面でもありかも。若い人だと特に。

あとは、右から来るか左から来るか、たまに戸惑う時もあります。大抵の人は右からじゃないかと思うが、フランス人でもまちまちのような。ハンガリーは左からだと、これまたネット上に書いてありました。そうだっけ?ハンガリーの女性とは、何回かビズしたことあるけど、思い出せないな~。(脇で見ていた日本人男性が驚いていたことだけをはっきり覚えている。この日本人男性、アメリカ生活経験がある人でしたが、アメリカではやらないのかな?ハグせず頬と頬だけ寄せ合うってのが、逆に妙な感じだったりするんだろうか。)

実はね、その文化圏に暮らしてる人にとっても、けっこう、難しいらしいですよ、適切なあいさつ。
youtubeをbiseで検索すると、色々面白いものに出会えました。フランス語のものがほとんどなので、分かりにくいかもしれませんが、こんなのとか、面白かったです。



これはまぁ、とりわけ外国人は戸惑うものだ、って話なんですけどね。
4点、問題があります、と言ってます。「いつ」「誰と」「どうやって」「何回」。特に「何回」はフランス人にとってもけっこう難しいらしい。そういう意味では、我々は「外国人ですから~」ってのが通用する分、気楽でいいかも。

追記:英語交じりなので、こっちの方が雰囲気が伝わるところもあるかな?パリは4回、ってのは、えー?という感じですが。


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by mmemiya | 2010-06-20 21:34 | フランス関連 | Trackback | Comments(6)
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Commented by shimotaka1971 at 2010-06-21 10:13

アメリカには1年だけいましたが、
やはり「ビズ」じゃなくて「ハグ」文化ですね~あそこは。
親しくなくても結構します。
アメリカに出張に行った時、取材先の人がいきなり「ハグ」してきて、
なるほど……フレンドリーさを示すツールなのだな。
と思いましたが、学校で朝友人に会った時なんかはしないかもですね。
イギリスに取材に行った時は、握手だったような気がします。
ちなみに、アメリカ人と結婚してアメリカ在住10年の友人が来日した際、
飲んだ帰り際、新宿駅の改札前で「ハグ」してきた時は、ちょっとたじろぎました。
アメリカナイズされちゃって……という感じですね。

『パリパリ伝説』(かわかみじゅんこ)というマンガで
フランス人と結婚したフランスに住む作者が
ビズ文化の謎に触れていたことがあって、へ~と思いました。
やっぱり、オフィスの人とどこまでビズをするのか?は悩みみたいです。
相変わらずのマンガ話ですみません。


Commented by れいちぇる at 2010-06-22 13:48 x
そうかーmiyaさんは保育所でもやっちゃってるんですね!確かに保育所でこどものほっぺにチュッしてるお母様は見かけたことありませぬ。うちはさみしそうな時にはほっぺスリスリをしたりするけど、通常はバイバイタッチだけだな。
ほっぺスリスリはビズ(ってはじめて呼び方知りました。)に近い?けど、自分の子どもくらいにしかできないなー。ハグもやれる人は限られている(ノリのいい友達と久しぶりにあったときとか?)。子どもたちには「はい、握手で仲良し!」とか言ったりするけど、大人は握手さえなかなかしないかな。
肌と肌の触れ合いは仲良しへの近道という気もするけど、日本人は肌と肌が触れ合うあいさつに慣れてないですよね。日本人のコミュニケーションは一緒に温泉に入る(考えてみたら裸を見せ合うほうがすごいけど)とか、お酒を飲むとか、ですよね。
Commented by okimuff at 2010-06-24 22:19 x
お久しぶりです。弟がスイス人と結婚し、私も彼女や彼女の兄弟達と何度か会う機会ができ、ビズやらハグやら、いいもんだなと思ってみてました。初対面からはしてこないけど、親しくなるうちに、そうするのが普通になってきました。でも、私と弟は決してしない(笑い)。弟と先方の母親がしてるのをうちの母が傍で羨ましそうに眺めてる。これはチョット気の毒というか・・・。
昔から、洋画で、成人になった親子がハグしてるのをみて、悲しいに付け、嬉しいに付けいいもんだな~とかねて思っていたので、私は、娘達が結構小さい時から、何かにつけ抱きしめてました。で、今、離れ離れで暮らしてて、たまにしか会えないので、会った時、別れる時は自然とハグしてますね。自分が母親に抱きしめてもらいたいと思ったことがあったので、よけいね・・(母は触れ合いが嫌いな人でした)。
長女は海外に居るので、見送っていき、別れる時空港でそうするのですが、傍で夫がポツンと羨ましそうに立っているのがね、これもチョット気の毒かな。
Commented by mmemiya at 2010-06-24 22:57
サマンサさま

じ、実は、サマンサさんのライフログ見て、最近ずっと、「バリバリ伝説」ってしげの秀一だよなぁ…とか思っていたのです(恥)。
BAじゃなくて、Paris Paris伝説、ってことなのですね。なんか面白そうなので、買ってみたくなりました。
ビズとハグってのは、やっぱり、イコールとはちょっと言えないのかな?「おはよー」「じゃあねー」みたいな挨拶とおんなじもの、という感じがします、ビズは。
Commented by mmemiya at 2010-06-24 23:01
れいちぇるさま

ふだんはバイバイタッチなのだけれど、娘の気分によって、「ほっぺちゅ」を要求されるのですよ。まぁいいけどさ…。
だっことか、ふれあいが多いのって幼児期までだよね、日本では。息子が抱っこ!と言ってくると、小学2年生がこんなでいいのか、とも思う一方で、まぁ、今のうちだけだからなぁ、しゃあないか、という思いもあります。
ドイツでは、特に若い人々はフランス人の影響を受けて、ビズ(ドイツ語ではなんと言うのか知らない)する人が増えているそうな。日本では、ちょーっとすぐにそうなりそうには思えないけど、徐々に日本も変わってくる…かも?
Commented by mmemiya at 2010-06-24 23:07
okimuffさま

お久しぶりです。そうですねー、フランスで何人か集まった時に、たまたまそこに日本人が2人混じっていたとしたら、やっぱ、日本人同士だとやらないような気がするんですよ。不思議と言えば不思議ですけど。
で、強いて言えば、日本人同士でも、女同士ならまだ、ハグとかしやすい感じはありますよね。女子高文化の延長みたいなノリ?
日本人夫婦がフランスに住んでるとして、フランス人の夫婦の家に招待されたら、客の日本人妻と、ホストのフランス人夫は、当然、ビズで挨拶する…と思いますが、日本人夫としては、それは許せても、別の日本人夫婦の家に招かれて、自分の妻が、そのうちの日本人夫とビズする…ってのは考えられないだろうな、と。
ふれあいが少なくなるのはさびしい感じがしますから、okimuffさんとお嬢さんの関係、いいですよね。うちの場合、女の子だけじゃないからちょっと微妙かな(笑)。