La Lune Lunatique

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ということで、「パリパリ伝説」読んでみました。

サマンサさんにお勧めいただいた「パリパリ伝説」読んでみました。

ちなみに、この間、娘の誕生祝いに私の実家の面々と出かけたとき、本屋に立ち寄って、漫画コーナーを眺めながら、妹に「パリパリ伝説って漫画があるんだって」って話したら、やっぱり「バリバリ伝説!?」って返されましたよ。

どうせならちゃんと、一巻から読みたかったのですが、ひょんなことから5巻を最初に読むことに。
というのも、金曜、娘を迎えに行ったら、プールバッグが未使用のままで、「あれ?今日プール入らなかったの?今日は私、サインしたよね?」(実は数日前、うっかりプールカードにサインを忘れて娘はプールに入れなかった…。保育所は基本的に毎日プールあるんで、毎日サインが要るんだけど、毎年、シーズンに1回は必ず、サイン忘れをやらかす私・・・。)と聞いたら、「蚊に刺された痕がじくじくになって、入らなかった」との返事。「そんで、今日か明日、お医者さんに行って、って言われた」というので、土曜の午前は仕事に行こうと思っていたこともあり、その足で皮膚科へ。

まーとにかく、家に蚊が多いし(この間も夜中の1時ごろ起き出した夫は、我々の寝室で10匹!以上倒したという)娘は息子と比べてもよく刺されるし、で、木曜、娘は「数えたら蚊に刺された痕が36箇所あるよ、Cちゃん」とのたまっておりましたが、ま、実際、体中、可哀想なことになっております。蚊取り線香とか、焚いてはいるんだけどねぇ…。子どもって、蚊に刺された痕が、結構長く残るんだよね、これがまた。親の私が見ても、「これ、何か、発疹の出る病気??」と焦る時があるぐらいで、保育所でも同じことを思われたらしい。
「水疱瘡かな」とお腹や背中も見られ「Cちゃん、水疱瘡はやったよ」と返事し、「手足口病…?」と呟く先生に「口の中にはボツボツないよ」と答えたと言う娘。いや、わたしもつい、手のひらとか足の裏とか確かめてます。そんなところには何もないので手足口病ではないし、水疱瘡は確かに罹患済み(と、保育所にも届け出てある。先生もその届け出をめくって確認していたそうです)。

まぁとにかく、かきむしったらしい水ぶくれ状態のところは、やはり「とびひ」の始まり状態とのことで、皮膚科で外用薬と内服薬もらってきました。それはともかく、皮膚科へ行ったら、受付で「40分ぐらい待ってもらうことになる」と言われたので、すぐ傍の本屋に、しばらく行ってたのですよ。息子が「てれびくん」の最新号を買いに連れて行け、と、数日前から五月蝿かったし。
で、もしかして?と見てみたら、最新刊の5巻だけ、あったんです、パリパリ伝説。(あー、長い前置き。)

5巻ぐらいになると、もう、「フランス」に対する驚きは薄れてるのか、それとも最初から、こういう淡々とした漫画なのか、それは分かんないのですが、この淡々としたところはいいですね。パリを過剰に持ち上げるでもけなすでもなく、ごく普通の生活者から見たパリ、っていうか。
なんか、作者さんが、旅行好きで、そうとう色んなところをまわったことのある方のようで、「あこがれのパリ」でもなく「冷たくて厭なパリ(往々にしてあこがれの裏返しだったりするような)」でもなく「普通のパリ」であるのは、そういう、世界のあちこち、異文化を冷静に見る目がある人ならではなのかなー、と思います。

なにしろ私なんか2年しかいなかったし、いたのも、もう10年前だし、なんだけど、そうそう、そうだよねー、とうなずいたり、しみじみしたり。
冬がさ、ホント、暗いんだよね。青空の日がめったにないの。寒さがどうこうというより、あの、どよーんとした灰色の空、そして、日の短さ、あれが本当にいや、冬って。だからこそ、みんな、夏が好きでバカンスが大事なんだな、って、私も、冬を越してみてから思いました。私がパリに着いたのは3月の終わり頃で、最初の夏は、そんなに夏の有り難味ってわかんなかったものな。日が長いなー、とは思ったけど。

「スリミ」(かにかまぼこ)をフランスに紹介した人、なんてのも出てきましたね。あれの名が、フランスではなぜ「スリミ」なのかの謎解きも。なんと芸のない?ネーミング。いいけど。

私がいた頃も、日本のMANGAは既にけっこう人気がありましたが(日本書籍の店って、漫画コーナーだけやたらにフランス人がいたりしたし、「天使禁猟区」とか、こんなの(失礼)までフランス語訳が出てるんだ?とかね)なんか、漫画関連のイベントってのもたくさんあるんですねー。アングレームのはMANGAと関係なく昔からのイベントだと思ったけど。

パリじゃ、JAPAN EXPOなんて、漫画を中心にした日本文化紹介イベントが15万人以上の人を集めている…って、どこかで読みましたが(そういや今年は聖飢魔Ⅱもこれに出るのだった。いや、一番の注目は「モーニング娘。」だろうけど。)私、このイベント、多分第一回か第二回を見にいったことがあると思うんだよね~。(どっちも2000年の開催らしいので。)いやー、もちろん、今のようなノール見本市会場なんて大きい展示会場ではなかったし、地味~なこじんまりしたイベントだったという記憶なのだが。ノールっつったら「プルミエール・ヴィジョン」とか「メゾン・エ・オブジェ」とかやるとこじゃん!(←どっちもフランスを代表する見本市。)

パリパリ伝説は育児漫画でもある(?)ので、育児話も興味深いです。誕生会とか、大変そうだぁ。招待状書かなきゃいけないんだもんね、招待状!(フランスは文書社会なので、ちょっと大事なことはなんでも書かないといけないんだよね~。これが外国人には大変なんだが。)
そういや、うちにある絵本「フランスの食事」を、この間、娘にせがまれて読んでやってたら「フランスでは子どもの誕生会みたいなパーティはやらない」って書いてあったけど、それ、いつの話?私がいた頃でも、マクドナルドを借り切って誕生パーティとか、話には聞いた気がするぞ。そりゃ、伝統的なイベントじゃないのかもしれないけどさぁ。(それ言ったらハロウィーンとかも、今時のフランスの子はやるもんね?あれも伝統的では全然ないと思うんだけど。)

明け方まで若者が騒いで、旦那さんが苦情を言いに行く話。「年寄りになったみたい」という旦那さんの呟きに実感がこもりますね。もともとは騒音に非常にうるさい国なので(夜10時以降はトイレの水も流しちゃダメ、って、よく「フランスで暮らす」みたいな本に書いてあります。私が住んでたところはオスマン式とかじゃなく新しい(面白みのない)建物だったので、私はトイレぐらいは流しちゃってましたが…)でも、やっぱ若者だとこういうこともあるんだー、とか、ちょっと驚き。(年寄りの多いところに住んでたので、こういう経験はない。)

というわけで、是非とも1巻から全部、読みたくなりました、パリパリ伝説。きっと、へえー、とか、そうそう、ってのがてんこ盛りな予感。あ、身分証明書がなくて警察に連れてかれた、という話があるらしく、それに特に興味津々。

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by mmemiya | 2010-07-03 22:04 | 読んだ本 | Trackback | Comments(2)
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Commented by shimotaka1971 at 2010-07-04 12:37

うふふ!読んでいただいてうれしいです。
かわかみじゅんこさんはバッグパッカーでかなり旅行をされていたらしく
(1巻に入っているインド旅行の話もおもしろいです)、
いきなりフランスに移住した時もなんだかあっさりと始まり、、
フィリップさんとは最初から同居していたものの、
これって単なる同居人なの?恋人なの?と疑問がわくぐらい
たんたんとしていました。
でもやっぱり、1巻の方が「異国への驚き」みたいのはあったかな…?
最近は「フランス生活」の実感が増えてきて、それはそれでおもしろいです
(あと、意外におもしろいのが日本に帰省した時の話。
 別に驚きはないはずなのに、なぜかおもしろエピソードが満載です)。
ぜひぜひ1巻から読んで、感想をお聞かせください!
Commented by mmemiya at 2010-07-05 21:38
サマンサさま
こちらこそ、面白い漫画を教えていただいてありがとうございました。前の巻が届くのが楽しみです。
5巻にも色々、日本の話出てましたよね。せ、関が原ウォーランドって…まだあったんだ…とか思ってしまいました。