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La Lune Lunatique

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日本脳炎、結局自費で打ちました。

前から何度か書いている、日本脳炎予防接種。
うちの息子が、標準的な接種年齢と言われる三歳になった直後、いわゆる「積極的勧奨差し控え」は起こりました。

その当時の報道では、既に新しい日本脳炎ワクチンが実用化秒読みという触れ込み?で、1年後ぐらいには新しいワクチンに切り替わるのでは…という観測だったように思います。「じゃあ、まあ、1年待てばいいのね」ぐらいの感覚で、私は接種を先送りし、そして、その後、ほとんど日本脳炎のことは忘れていました。

その後、幾度か夏が来て、厚生労働省の「蚊に刺されないようにしましょう」ポスター(どうしろっちゅーんじゃ、という、実に噴飯モノのポスターだと思う。)を見たり、熊本だったかで幼児の日本脳炎患者が、などというニュースに触れたりするたび、ちらりと「どうしよう」とは思ったものの、残り少なくなっているらしいワクチンをどこで接種できるか調べて打とう、という心境にまでは至らず。
ふと気づけば、もう公費で打てる年齢ギリギリ、になったところで、新ワクチンがようやっと、公費で打てる予防接種の仲間入り。で、一期初回の接種(2回)をやったところで年齢オーバー。1年後に打つ一期3回目の接種は自費か…と思っていたところへ、「経過措置(救済措置)」があるらしい、とのニュース。
パブリックコメントを経て、7月末には予防接種規則改正、という話だったのに、8月に入ってずいぶん経っても、いっこうに改正の情報は見つけられない。8月中旬、思わず私、厚生労働省まで電話かけちゃいましたよ。そしたら「改正が遅れており、8月下旬になる」との回答。
8月下旬から、私は毎日、インターネット官報をチェックしましたですよ。(一番速報性があるのは官報だから。今日現在でも、まだ、厚生労働省のサイトの日本脳炎関連部分は更新されてないです。)

そうしたら、8月27日、やっと、官報に載りました、改正。(ちなみに、厚生労働省サイトの、「法令等データベースサービス」の「登載準備中の新着法令」にこれが載ったのは8月30日ね。8月初旬は私、こっちの「新着法令」を毎日チェックしてたのだが、途中で官報の方が早いと気づいたのだった。)

が・・・。

非常に読み取りにくい内容で、横にいくつも別ウィンドウ立ち上げて、別の法令眺めながら読まなきゃならなかったんですが、「7歳半までの子」と、「9歳から13歳までの子」には救済措置がある、と読める。
ってことはなにか、うちの子はあと1年待たないと、救済措置がない・・・?

自分の解釈に自信がなくって、結局は市役所の予防接種担当課にも電話確認しましたが、やっぱ「7歳半以上9歳未満」は、すこーん、と、この救済措置から抜け落ちたのです。なんということだ。
標準接種年齢で差し控えたうちの子なんか、まさにここにあてはまるってのに。

うがった見方をすれば、あと1年ほど経てば、市場へのワクチン供給量が増えるので、全く接種してないと思われる年代(うちの上の息子がその年代の中で一番年齢が上)はそれまで待て、ってことなのかもしれん。
やれやれ、まったく、偉い方の考えることってのは分かりませんわ。
(※ここまで書いた後、ネット検索で「年齢条件を従来と変えるには法改正が必要なので、法律を変えずに対応するにはこれしかなかった」という話を見つけました。
「新小児科医のつぶやき」さんの
「日本脳炎ワクチン情報 2010年9月」のコメント欄。
あー、なんで従来の二期の年齢なのかなー、と思ってたんだけど、そうか、年齢は、法施行規則や施行令の方じゃなくって、法律本体の別表でしたね、言われてみれば・・・。)

ということで、救済措置があることに賭けて?3回目の接種予約を既に入れていたわけですが、結局、息子の方は自費で打ってまいりました。
既に2回打っていて、不完全ながらも免疫はあるし、という意味では、供給量少ないワクチンは別の人に打ってもらう方がいいのかもしれないけど、なにしろ、うちの蚊の量って尋常じゃないし…。


9月に入ったというのに暑いです。蚊も元気です。毎日、エアコンもないところで勉強する子ども達も大変だ。
明日はやっと?息子のピアノのグレードテストです。大丈夫なのかしらん。
先日も、ピアノの練習をやらないとか、弾けなくて拗ねるとかで、もうピアノは止めたらどうだと大騒ぎしたばかりなのに、息子もコンクールに出るんですと。本気か。「Cちゃんも出るからやってみたかった」って、お前、練習するんだろうな!!
実は、2年前、娘がピアノ習い始めたばっかりのときに、「うたのコンクール」に出場を勧められ、始めたばっかりで海のものとも山のものともつかないし、お金だってかかるし、先生方にも(失礼な言い方だが)出場者集めるノルマがあるのかもしれんが、ちょーっとそれは・・・とお断りした経緯があるのですが、今回は、私にではなく、先生は、子どもにしか「出たいか」と聞かれませんでしたので、「出たい?」と言われ「うん!」と答えられては拒む術もなく…。
まぁね、発表会を2年見て分かりましたよ。うちも一応毎日練習するとはいえ、全然熱心な家じゃないけど、「これ、ぜーんぜん家で練習してないでしょ」っておうちがたくさんあるってことは。去年の発表会と、弾いてる曲のレベル、ほとんど変わんないじゃん、ってお子さん、何人かいましたもの。
そんな中では一応多少は進んで行ってるからねぇ…全然、上手いわけじゃないんだけど、また尻たたかにゃならんです。親の心境としては、ああ、やれやれ、というのが本音でございます。

※その後、日本脳炎の救済措置は拡大されてます。ここにちらっと書きました。最初からそうしといてくれよ…と思わなくはありません。
by mmemiya | 2010-09-04 22:48 | 子育て、子育ち