La Lune Lunatique

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年甲斐もない、は死語か

娘が、年末のとある書道展で賞をいただくことになった。私自身、昔は賞をもらったこともあるなつかしい展覧会だ。
出品者数は昔のことを思えばずいぶん少なくなったようだが、5000人ほどの中で100人あまりに選ばれたので、ともあれめでたい。
実は、去年の展覧会の時から、先生(わが妹)は、今年の入賞を狙っていたのだが(幼稚園児の出品者はやはり少ないので、年長児ってのはけっこう狙い目なのだ)、見事ねらいどおりになった、というわけだ。

その一報を聞いて息子、「あの、Cちゃんの字のことを言った先生に聞かせてやりたいよ」とコメント。
実は、先日の就学時検診の時、知能検査で娘の書いた字(自分の名前を書かせるのである)を見た先生が、「もうちょっと丁寧に書いてね」と発言したそうで(親は別室にいるので知らない)、娘はけっこう落ち込んでいたのだ。
私もよっぽど抗議のメールでも出してやろうかと思ったぐらいなのだが、これまたうちの妹曰く、「教員なのに利き腕で書いた字かどうかが見て分からないなんて、そっちの方が問題でしょう」だそうな。

実際のところ、書字は右、と言ってきかせていることに、私自身、まだ迷いがないわけじゃないんだけど・・・。
(字以外のものは、私自身が左のままなので、当然、やりたいようにやればいいと思っている。今のところ、絵も右でしか描けなくなった私と違い、絵は完全に左で描いている娘である。)


話全然変わって、この間ネットを彷徨っていて、久々に槇原敬之の歌を聞いた。昔はカラオケに行くと、けっこう誰かが歌っていたもんだが、最近は、カラオケなんてものに行かないしね。

「In Love again?」というタイトルで、40男の恋、がテーマなんだそうだ。
若い子?の相談に乗ったりしてるうちにその子に恋してしまった中年男、が主人公なのね。
この年になってみると、けっこう、来るものがある歌詞だ。

この年になってまさか自分がまた恋に落ちるなんて、みたいな驚きと、鏡を見ると、自分は思ったよりずっと老け込んでいて・・・というショックがないまぜになって、で、誰にも言わないけど、君に恋してるんだ…という内容なんだけど。

私も気づけばあと二ヶ月足らずで40なんだけど、正直言って、「まいったなー、この年で…」というほど、40という年と恋というのが無縁だとは、あんまり思えないんだよね。
実際のところ、中味そのものは、あんまり30の頃とも、下手すりゃ20代の頃とも変わってないような気分でいるときもあるんだけど、そんなことでいいんだろうか、と、ふと思う。

世の中、やれアンチエイジングだの美容整形だの、もっと若く、もっと若く、みたいな情報とか誘惑に満ち溢れているように思うんだけれど、そりゃ、自意識はまだ若い、そんなに昔と変わっていない、が正直なところかもしれないけど、外側をその自意識にあわせてく、って方向性ばかりなのって、なんだか、どうなのよ、とも思うのだ。
中身の方を外側に合わせてく、ってあり方だって、あるべきなんじゃないの?というか。習い事に「形から入る」というやり方があるように、人間の生き方にも「形から」があっていいんじゃないのか、という。

健康のために運動するとかはいいことだし、「若々しい」ってのが悪いことだとは思わないけど、一方で「年甲斐もなく」とか「年相応」ってなことも、もっと考えてもいいのかな・・・などとふと思う39の秋だったりする。
というか、自分で自分をそういう意識に持ってかないと、いつまで経ってもちゃんとしたオトナになれないような・・・。(一体、いくつになったら、自分で自分をちゃんとオトナだと思えるんだろう・・・。)
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by mmemiya | 2010-11-08 21:23 | 日々雑感