La Lune Lunatique

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発達のでこぼこは誰にでもある、と思う。

先週半ば、学童保育へ迎えに行ったら、今年からいらした学童の先生に呼び止められ、30分近く、話をされた。
大変、もってまわった言い方をされたこともあり、一体、事実として何があったのか、は、ちょっとあいまいなところもあるんだけど、どうも、要するに、うちの息子について、発達に問題があるんじゃないか、ということがおっしゃりたかった模様。

まぁ、保育所の頃から、そういう意味では、全然優等生じゃない。小3になった今でも、授業中、話を聞いてるんだかなんだか余所見はしてるし、宿題が何だったか書き忘れてくるし、あれやこれやと問題だらけである。幼すぎるんじゃないの?と思うところも多い。一方で、妙にませた感じのところもあるわけだが。

そういう意味で、私も、発達障害の子に対するアプローチの本なども参考にしているところはあるし、ADHD含め、それに近い傾向はあるよな~、と、以前から、我が子のことを見てはいた。
ただ、全くの素人考えだけど、この子をどこか専門機関へ連れて行って、なんらかの診断名がつくかっていうと、微妙、というか、多分、つかないんじゃないのかなー、とも感じているわけだ。

発達障害の特徴というのは、多かれ少なかれ、多くの人に見られる特徴でもあって、ただ、それが、多数派の集団の中で、あからさまな不適合を起こすかどうか、というのが、結局は診断の分かれ目なんじゃないか、と思う。(だからこそ、自閉「スペクトラム」と呼ぶのだよね。)そういう意味では、うちの子は、でこぼこは結構大きいものの、なんとか、多数派の集団の中に納まる程度…という感じがするわけだ。
もっとも、長男の問題の多くは、私の幼い頃の状況そっくりであって(そんな姿を見せたことなどないのに、本読みながら歩くわけですよ、息子は。私、毎日、小学校から30分、本読みながら下校していたなぁ…って、人間には、「本を読みながら歩く遺伝子」ってのが、どっかにあるんですかね?)で、その、同じような問題を抱えていた私が、今、「立派に」ではなくとも、なんとか社会で生きていけている、ってあたりで、私の我が子に対する見方は、自ずと甘くなりすぎているのかもしれない。

というわけで、タイムリーにも土曜日が授業参観で(前夜、母親に指摘されるまで、土曜だから弁当が要る、ってことをころっと忘れてた私。まぁですから、あんまり今も、変わってないといえば変わってないです。)希望者は担任と懇談が出来たため、担任の先生に、時間を作っていただきました。

率直に伺ってみましたが、担任としても、軽度発達障害というのとは違うように思える、との話。ただ、不適切な時間に本に没入しちゃうところは改めるべきなので、トークンなどで学校としても改善を図っていきたい、というありがたいお言葉をいただく。

もう一点、叱られた時にだまりこんでしまう、というのは、例えば家でも夫を更に怒らせる要因になっていたりもするので(今回の学童でも、それが問題視された模様。)そのへんも対応が必要かな…というお話。私も、学童で話を聞いてから、うーむ、これはやっぱ、SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)かなー、などと思ってはいたのですが、担任からも「ソーシャルスキル」という言葉が出たので、ま、やっぱそうですねぇ、ということになる。

…実際のところ、どこかへ相談に連れて行って、たとえグレーゾーンと言われようがなんと言われようが、たとえばSSTなりなんなり、何かうちの子が参加できる場が見つかる、というのなら、そりゃ積極的に相談機関へ赴いてもみるのですが、恐らくそれは望み薄でしょう。生活態度にも問題はあるが、まぁ、他の同級生の男の子にも、同じような状態の子は複数いるそうですし、学習面では今のところ、つまづいているところはありません。担任の先生の見る限りでは、クラス集団の中で浮き上がっているわけでもない。このレベルの子に何か公的サービス(相互扶助的な私的サービスでもいいけど)を、といったってねぇ、と思えば、ま、親の私がなんとか工夫していくしかないのでしょう。

といっても、SSTなんて、名称は知ってても知識ゼロに等しいので、俄か勉強中。これから一ヶ月、仕事がちょっとバタバタなので、一朝一夕に改善、というわけにはいかないでしょうが…。

娘の誕生日、ということもあって、土曜の夜は私の母と妹と一緒に食事。週に一度、うちの子らに習字を教えている妹にも意見を求めてみたが、妹の見るところ、息子は注意されるとものすごく固まってしまう、という話。そして、注意されていることが何か、というのは理解しているにも関わらず、全く妹の注意が「響かない」と。で、色々試してみたが、<なぜ、平仮名の、この部分の線は細く、この部分は太く書かなければならないか>ということについて、それぞれ、元となった漢字を見せて、「ここは元の漢字のこの線があるから、太くないといけない。ここは、一画目と二画目をつなぐときに出来た線だから細くていい。」と、順々に説明してやったら納得した、とのこと。
どうも、自分の中にある基準で納得できるまでは、注意されたことを受け入れられない、という頑固?な性格らしい。まぁ、叱られた時に、こりゃ納得してないなー、というのは、私もたびたび見て来たのですが、そんなに理屈っぽいとは、まぁ困ったもんだ。

ま、しかし、ともかく、頑張ります…。あー、あと、うちでも忘れ物とか宿題を学童でやったか、とかに、トークン(ご褒美システム)を取り入れないと、ですなぁ…。
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by mmemiya | 2011-06-26 22:14 | 子育て、子育ち | Trackback | Comments(7)
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Commented by okimuff at 2011-07-18 18:54 x
ものすごくお久しぶりです。こんにちは。
息子さんのお話読み、少し感じた事です。
私は普通の主婦ですが、縁あって、ここ数年、発達障碍のある子と、そうでないことのサマーキャンプのお手伝いをしてきました。専門家に付き勉強したりしてるうち、自分がとても生き難かったその原因にアスペルガー的傾向があるということに気が付きました。知人の専門家に、あなたがはっきりそのことを知りたいのなら、調べる方法もあるけど、余り意味があるとは思えない、という趣旨のことをいわれました。気付いた事によるショックと、ああそうだったのかという安堵感、妙な納得がまぜこぜに私を襲いました。で、長い事それを引きずり、色々考え、人からは「あなたがそうであるかもしれなとわかってどうなるの?レッテルを貼るだけで何にもならないでしょう。」と言われ、いや、そうではない、そんな自分を受け入れ、理解してやろうじゃないの、と言う気持ちになったのです。そしてそれからは、とても生きやすくなったのです。決して開き直ったのではなくね。〈長いので次に続きます〉
Commented by okimuff at 2011-07-18 18:54 x
〈続きです〉
息子さんの事は、今は社会的に大いに問題が生じて困っているわけではありませんから、特別の機関で調べる必要はないと思います。ただ、親、先生そして本人が、彼にそういう特徴があるということを充分理解し認めてあげた上で、画一的な価値観を押し付けることなく、見守ってあげるということが大切なのではないかと思うのです。これは本当は一般的な子どもに対する時も、同じなのですがね。そして、本人が自分がそうであることを悩みとしないよう導いてあげる事が大切でしょう。
私も「頑固」とか「理屈っぽい」とか、子どもの時親からよく言われました。しかし、そうではなく、そういいう特徴を持ち合わせている事、事態に理解をしてあげマイナスと捕らえないであげてください。そういわれた時の悲しさは今でも覚えてます。
mmemiyaさんがタイトルで仰っているように、発達のでこぼこは誰にでもあるとおもいます。それを自分がどう扱っていくかが大切なのでしょう。
Commented by mmemiya at 2011-07-18 22:03
okimuffさま、本当にお久しぶりです。コメントありがとうございました。
そうですね~、診断名、というのはなんというか手段みたいなもので、それによって、この子にはこういう特徴があるんだ、こういう対応をするといいんだ、ということが(本人を含めた関係者全員にとって)クリアーになるなら意味があることだろうと思います。
でもそれって、逆に言うと、特段の診断名がなくても、その子の弱いところとか、特徴とかを、親や先生や本人が分かってれば十分、ってことでもありますよね。成人の診断は、おっしゃるとおり、本人が生き易くなる、というなら必要なことだろうと思います。
Commented by mmemiya at 2011-07-18 22:06
息子の(あえて言うなら)ADHD傾向は間違いなく私からの遺伝で(私には多動はなかったんで、女児の場合にありがちなことですがADD傾向ということになります)まぁしかし、「おねーちゃんだからしょーがない」みたいにおおらかに育ててくれた?家族には感謝しております。自分がそのように我が子を育てられるか、というと、自己嫌悪みたいなものが混じってきて複雑なところもあるんですが、それは息子のせいではないので、まぁなんとか、自尊感情の低い子にならないよう、育てられればいいなぁ、と思っております。実際にはなかなか難しいですけどね…。
ところで、失礼かもしれませんが、今回いただいたコメントを見て、なるほどー、と、私の中で(コメントだけのWeb上でのわずかなお付き合いにも関わらず)Okimuffさんについて非常に腑に落ちるところがありました。そして、ご自分が生きやすくなった、というお話は大変示唆に富むものでした。うちの子も、自分の特徴をしっかり理解して、弱いところがあれば補う工夫をしながら、生きていけるようになるといいなぁと思います。
Commented by okimuff at 2011-07-19 10:29 x
自分が生き難くてたまらない時期、ネットを大いにさまよってました。今は少し生活のパターンが変わったと思います。
mmemiyaさんが、web上でのわずかな機会で、腑に落ちたところがあったというお話、ものすごくおかしかったです。やっぱりな~って。どこかどうなのかさっぱり本人にはわからないのですが、確実にそうではない人とは違うらしい事がある・・・ということを自覚する必要があると思うのです。これ、自覚なしで突っ走ると典型的なB型(私の血液型)となるのでしょう。以前NKH教育でやっていた、軽度発達障碍の人たちの座談会(その中にはカップルもいました)を観ていて、本当におかしかったです。まさに自分の事のような話がわんさかあり、本人大真面目なのに、傍の人たちからは「それ変でしょう」というコメントがあったりで、そいういうことなんだなぁと、一人納得。
mmemiyaさんご自身も、ADD傾向があったってそれが大きな問題ではないと判っていらっしゃるし、本当によくよく回りの大人たちを観察すると、そのでこぼこゆえに特徴的な仕事をしてるのではと思える人たち多数と思えるのです。
Commented by okimuff at 2011-07-19 10:32 x
・・・・続きです。
仰っていらっしゃるように、自尊感情の低い子にならないように気をつけてあげることが大切かと思います。
長女〈もう31歳)は不注意にも低くしてしまい、大人になるま本人は結構苦労し、下の娘〈28歳)は姉で失敗した分不用意に持ち上げすぎたため、根拠のない自信家となり、ちょっと困りもの。でも周囲の人たちからいつも大切にされてます。
色んな子育てを見てきて、要はmmemiyaさんのように、子どもさんの事をよく観察し考えて上げていれば、先ず間違いなく上手く育つと思います。当たり前ですが、過干渉と放任は決していい結果を生みません。
このバランスが大事なんですよね。だらだらと長くなってしまいました。
いつもmmemiyaさんの上手くまとめた長い文章に感心してます。
Commented by mmemiya at 2011-07-20 18:42
okimuffさま
昨日はひとまずコメント承認だけで失礼いたしました。
この件については、また、別記事を書いてみたいなぁと思っています。