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続・WISCについて

独り言ブログなので、相変わらずダラダラ書いてますが、息子のWISC結果についてもう少し補足。

検査には、測定誤差がつきものです。ということで、息子のIQは、正確には

言語性IQ(VIQ):9割の確率で120-132の間に存在する
動作性IQ(PIQ):9割の確率で103-117の間に存在する

と表されます。

しかし、WISCは実は2003年に改訂されており、日本語版についても、2011年に改訂版のWISC-Ⅳが出ています。今後はこちらの検査に変わっていくと思うのですが、まだ、今は、検査を実施するような人が研修とかを受けてる状態ですかね。(こういう検査は、単純に日本語訳するって訳にはいかない部分があるので翻訳も大変なんでしょうね。たとえば、アメリカ独立宣言を起草した人は誰、みたいな知識は、アメリカ人と日本人では、同年齢の人の常識ではない筈で。)

で、WISC-Ⅳでは、「言語性IQ」「動作性IQ」という区分が消えているそうです。実はあまり意味がない区分・・・ということになったらしい。

なにしろ、世間の一部では、言語性IQと動作性IQの数値が15(1標準偏差)違ったら発達障害、みたいな適当な解釈が幅を利かせたりしてたらしいので、この区分廃止は、それはそれでいいことかも。
あ、そもそも、WISCは知能検査であって、この結果だけで「○○障害」という診断は出来ないです、本来。
診断は医師の仕事だし、診断はDSM-Ⅳ(アメリカで定められた、精神障害の診断の手引き)とかに従ってやるものの筈で。

私、最近、仕事で回帰分析の本を何冊か読んだんですが、もともとこっち方面弱いので、ちっとも頭に入りません(ため息)。しかしながら、標準偏差、というのは統計関係の本を読んでると、必ず出てきますね・・・。
で、分かんないまんま書きますが、WISCの場合は、IQは100を平均とし、15が1標準偏差です。IQ85~115の間に、全体の68%の子どもが入るように作られている、ということです。70~130までの間では、90%の子どもが入ります。
ということで、うちの息子の場合、

言語性IQ:優れている~非常に優れている
動作性IQ:平均~平均の上

ということになるようです。
下位検査の評価点のほうは、10点が平均で、3が1標準偏差。

また、IQも群指数も、パーセンタイル順位というものが示されます。集団の中で、下から数えて何番目の辺りにいるか、というようなもの。

うちの息子の群指数のバラツキ具合を見ていただくには、このパーセンタイル順位を示すのが一番かと思うのですが、
群指数で一番高い「言語理解」は、同じ年の子が100人いたら、上から2番目
一方、一番低い「処理速度」は、同じ年の子が100人いたら、98番目(!)という数値になってます。
ばらつきが如何にすごいか、お分かりになるでしょうか。


で、群指数もばらつきすごいし、下位検査もばらついてるし、VIQとPIQも有意に違う(偶然じゃない開きがある、ということ)んで、この検査結果だけ見ても、発達障害あるでしょ、と、言う人は言うだろうな、という感じ。
まぁしかし、ADHDと呼ばれるのか広汎性発達障害と言われるのか、なんてことは、息子がどういう子どもで、どう手助けをしていってやったらいいのか、ということに比べりゃ、どーだっていいことなので、とりあえず、医療機関の受診予定は、私の中にはありません。通級を利用させていただけるというなら、とてもありがたいことで色々と改善するといいなぁ、と思います。

ま、本人には今のところ「困り感」はないけど、通級での指導は、受けておいて損はないんじゃないかな、とは思う。多分、同じような特徴を持つ(もちろん、夫の遺伝子も入ってるので、100%おんなじじゃないよ)私は、そういう特別指導とかなしに、割とすんなり世間に順応してきたと思うので、前にも書いたけど、放っておいてもなんとかなるんじゃないかなー、みたいにも実は思ってるんだけど。

よく、こういう状態を放置しておくと、思春期になってくると二次障害が・・・と言われるんですが、それが、イマイチ、ぴんとこないんですよね、私。自分の思春期を振り返ると、さほど問題があった、って記憶がなくて。
むしろ、小学校の頃とか、友達もほとんどいなくて(修学旅行のグループ決めで、好きな子同士で班をつくっていい、と言われて、誰がグループに入れてくれるだろう、と困惑した記憶あり。)中学生の方が、気の合う友達が出来て楽しかったと思うもの。(特に、中3の頃の友人とは、その後もけっこう付き合いが続いて、中には今でもお付き合いのある人もいます。)
高校も、それなりに気の合う人も多く(高校って小中より、ある面、均質化されてるし。)、部活を3つもかけもちして(全部、文化系だが。)生徒会系の活動にも飛びまわって、楽しく過ごしてました。

まぁしかし、自分があんまり問題なくやってきたように思うからといって、息子がそうなるとは、当然言い切れはしませんので(ちなみに、夫も忘れ物ばっかりとか色々あったようだが、やっぱりなんとかなってきたので、息子もなんとかなるだろうと思っているらしい。)せっかくの機会なので、大の苦手の作文が少しは出来るようになるとか、忘れ物を減らすための工夫ができるようになるとか、そういうことがやれるといいなぁ。

そういや、私の特性の大部分は、また、母に共通する特性でもあるのですが、私と母は、社交性という点では大きく違います。母は大変社交的な人で、友人もとても多い。この間、実家のあたりの餅つき等があって、うちの子ども等と行って来たのですが、母は私と同い年ぐらいのご近所さん方と車座になって盛り上がってました。
私が大の得意だった作文が、うちの息子の大の苦手であるように、遺伝というものがあっても、一方で、全然似ていないところもあります。(そういや、うちの父は、ものすごく非社交的だったな・・・。)人間、そういうところが面白いですよね。

息子の子育ては、まだまだ波乱万丈そうですが(そして、娘の子育てが無風かといえば、勿論、そうではないでしょう)子どもと一緒に、ぼちぼち、頑張ってまいりましょう。
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by mmemiya | 2012-01-18 20:53 | 子育て、子育ち | Trackback | Comments(0)
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