La Lune Lunatique

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離乳準備って?

来年の母子手帳から、離乳準備に関する記述が消えるんだそうだ。

といっても、離乳食作ったりしたことのない人にはなんのこっちゃ、だろうけど。

そもそも離乳食とはなんぞや、と言えば、あかんぼは生まれてすぐは、当然、母乳/ミルクしか口にしないけれど、やがて、少しずつどろどろの流動食、つまり離乳食を食べ始め、やがて大人と同じような食事をするようになる。
といっても、突然、離乳食だけから栄養をとるようになるわけじゃなく、もちろん、「離乳食開始」=「母乳/ミルク中止」でもなく、最初は重湯をスプーンひとさじ、なんてとこから始めるわけで。
(あ、この「スプーン」も、「小さじ1」なんかよりもっと小さいフィーディングスプーンだったりする。)

しかも、あかんぼは、初めて口にする味に「なんじゃこりゃ!?」と、そのわずかなわずかな重湯をべーっとつき返したりして、それで、離乳食初日はおしまいなんてことも。で、翌日もまた、ひとさじの重湯を食べさせてみる。ひとさじ食べたらもうひとさじ、と、そんなこんなで少しずつ、あかんぼは物を食べ始めるわけで、それもしばらくは1日に1回だけ。

で、そーんな離乳食を始めるのに、さらに「準備」が要るって、なんだそりゃ?
離乳食ってそもそも、食事を食べられるようになる準備をする、ってことじゃないの?

それなのに、この国では、生後3ヶ月か4ヶ月になって、乳児健診なるものに出かけていくと、市町村保健センターで「そろそろ離乳の準備を始めていますか?」なーんて聞かれる時代が、長いこと続いていた。

例えばドラッグストアのベビー用品コーナーに行くと、あかんぼ用の「りんごジュース」とかが色々売られていて、大抵のものに「2ヶ月から」と書いてあるはず。

突然、母乳/ミルク以外のものを口にして赤ちゃんが拒むことのないよう、いろんな味に慣れさせるため、果汁(ただしストレートではなくお湯で薄める)やら野菜ジュースをやること、あるいは、哺乳瓶以外のものに慣れさせるため、スプーンでそれらの液体をやること、それが「離乳の準備」というものなのだそうな。

だけど、「色々な味に慣れさせる」って言っても、実際に離乳食を始めれば、果汁やら野菜スープやらと違う味に出会うのは当然。それに、そもそも最初はスプーン1杯しかやらないようなもののために、1ヶ月も2ヶ月も前から、スプーンに慣らしておく、って、なんのこと?

…これに関しては、昔の粉ミルクがビタミンC 不足だったからとか、ベビーフード会社の売らんかな戦略だとか、色々な説があるようだけれど、まぁとにかく、冷静に考えれば不可解なので、というより、いろんな道具を消毒して果汁を作ったりするのは面倒なので、私はすっとばしてました。
で、現在、同年齢の平均体重をはるかに超えて重たい、食い意地の張った娘を持つわけです。

離乳準備の起源は知らないけど、なにやら面倒くさい、(おそらく)無意味なことの押し付けがなくなるのはめでたいことです。と言ったって、旧態依然とした「離乳準備始めてますか?」指導が続いてしまうんじゃ、何の意味もないのだけれど。
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by mmemiya | 2006-02-04 23:47 | 子育て、子育ち | Trackback | Comments(0)
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