La Lune Lunatique

mmemiya.exblog.jp
ブログトップ

2008年 03月 22日 ( 1 )

家事は手伝うのか分担するのか

買ったまま、まだ読み終わっていない本、というのが、なにやらどんどん溜まっていっているのですが、だいぶ前に買った「近代家族のゆくえ」山田昌弘、えーっと、これは読み終わってたんだっけ?大体。なんか、パラパラと飛ばしながら読んでたような…

この本の中で、ちょっと考えさせられたのが、「家事は、手伝うことはできても分担はしにくい」という話。家事の一部分を取り出して、「ここはやってね」とやってもらう、あるいは、「これはしておくね」とやっておく、ということは出来ても、家事ってのは分担はしにくいのだ、という指摘は、その部分自体はさほど長かったわけではないのですが、なるほど、そうかも、と思わされる指摘でした。

ゴミ出しをするってのは手伝えても、ゴミの分別の仕方、種類ごとのごみ収集日まで全部頭に入っていて、収集日までの不燃物とかを所定の場所へ一事置きしておく、というところまで一通りできなきゃ、分担する、とは言えない。

「これとこれを買ってきてね」と頼まれて食材を買い出しに行く、とか、冷蔵庫にあるものを使って食事を作る、ということは手伝えても、その後に作るメニューをおおまかに想定しながら買い出しに行って、冷蔵庫の中の食材だけでなく、調味料ストックにある小麦粉がまだ残っているか、砂糖がそろそろ切れそうなのか、といったことを把握しながら買い物を済ませてきて、その食材を無駄にしないように食事を作っていく、という作業全体を二人(以上)の人間で分担する、というのはなかなか困難。
(もっと言うなら、うちでいつも使っているあの調味料は、近所のいくつかのスーパーのうちのどこで売っているか、とか、これはどこの店が一番安いか、とか、そういう情報も必要になる。)

だって、二人ともが、現在の自分の家庭の状況をきちんと把握し、しかも、相手の行動も踏まえて常にその情報をアップデートしておかなきゃいけない、ってことだもんね。そんな大変なことをするよりは、一人が家事全体を把握しておいて、「あれして、これして」って、<お手伝い>を頼む方が、どちらにとっても楽なんじゃないか。
ということで、「家事の分担、分担」と簡単に言うが、実際のところ「お手伝い」以上の分担、というのは言うほど容易いことではない。

まぁ要するに、どんな仕事・作業も、ヘッドは一人でないとやりにくい、ってだけのことかもしれないけど。
[PR]
by mmemiya | 2008-03-22 20:06 | 日々雑感 | Trackback | Comments(2)