金曜日ということで、子どもたちは夫が保育所に送迎したのだけれど、私が先に出かける(=一緒に保育所へ行かない)と分かった途端、娘が号泣。ま、帰ってきたときは上機嫌で「おかーさーん!おかえりー!」と、二人揃って出迎えてくれましたが。
今日は授業+科目試験の他に、自由参加ですが国家試験対策等についての話があって、それに出てきたのでちょっと遅くなってしまいました。
社会福祉士の試験って、合格率が、大体3割弱なんですよ。それだけ見ると、すんごい難しい試験のようですよね。
でも、6割正解できたら合格なんです。試験科目が13科目あって、そのうち1科目でも0点って奴があると落ちちゃうのですが、0点でさえなければ、多少のデコボコがあっても、トータルで6割正解できていればいい。それだけ聞くと、そんなに難しくもないようにも思えますよね。
私の行っている学校は、通信課程と夜間課程があるんですが、夜間の国家試験合格率って、9割近いんですよ。通信は半数ちょっと。それにしても全体の合格率よりはるかに高い。
これは、どうも、この学校が特に優秀だから、というわけではなく、受験者の問題らしいんですね、今日の話によると。
福祉系の大学を出た(卒業見込み含む)人は、それだけで、社会福祉士の国家試験を受けられます。私のように、福祉系を出ていない人間は、専門学校を修了しないと受験資格がない。
で、福祉系の大学の学生が、どうも、あんまり受験勉強をしたわけでもないけど、いっちょ受けてみるか、でかなり受けるらしいんですよ。で、全体の合格率を引き下げている、と。
これが、医学部とか薬学部とか看護学部とかならねぇ。多分、その年に国家試験に受かるかどうかって、学校側にとっても大問題ですよ。だって、業務独占ですからね、あれらの資格は。逆に言うと、資格がなければ、その仕事できない。大学で勉強してきたことは、試験に受からない限り、パァですから。医学部出て、医者になれなかった人が、じゃあ、どこへ就職するか…。(そういう人、ゼロではないとは思いますけど。)
だけど、福祉系は、別に、社会福祉士取らなくても、福祉の仕事できるんです。そもそも、福祉系の大学でたからといって、福祉分野で働くかどうかもわかんない。法学部出た人みんながみんな、弁護士になるわけじゃないってのと、ちょっと似てるかも。法学部出ても、それと特に関係ない仕事をしてる人も多いだろうし。
で、学校側も特に試験対策を必死にやるわけでもなく、現役大学生の合格率は高くない。そんでもって、福祉系の大学が近年やたらに増えていることもあり、大学生が受験者のかなりの割合を占めているため、結果的に全体の合格率も低いのだそうです。そうだったのかー。
(講師は「記念受験」とか言ってましたが・・・私にとってはその言葉って、「多分受からないけど早稲田を受けてみる」とか、そういう意味の言葉だったんですけど、そういう記念受験もあるんですねぇ。)
今から過去問とか見てもねー、傾向変わるかもしれないし、来年、最新の奴で勉強すればいいやー、とか思っているので(その最新の過去問と自分が受ける試験との傾向が違う可能性は勿論ありますがね。)試験のレベルそのものもよく分かってなかったりするのですが、まぁ、それなりに試験前に集中して取り組めば(そんな時間があれば…)なんとかなるんじゃないかなー、というのが、今日のオリエンテーションで得た感触。
あと、もう一つ、自分にとっては朗報だったのは、「社会福祉法人系の施設では、この資格を持っているということは特段の意味はないことが多いけど、医療法人系の施設では必須に近い」という話。病院というものは、基本的に、全てが資格職の集まりだからして、資格というものを重要視しているらしい。業務独占ではないけれど、一応は、これも国家資格だし。
私がやりたいのは病院のワーカーなので、こりゃ、やっぱり、この資格を取ろうというのは、方向性としては多分間違ってないぞ、うん。(まぁ、医療ソーシャルワーカー<MSWと略す>の資格がイコール社会福祉士資格でいいのか、という話は、またあれこれありまして…。でも、現実問題として、MSWの国家資格化は実現していないんだし、多分、新たな資格が制定される可能性も低い。)
実は、心理学方面、とりわけ発達心理学にも興味があったりはする私なのですが、心理に関しては、国家資格って、まだないんですよ。ないので、色んな学会が、それぞれ資格を認定してます。(その資格の中に、有力な、というか主流派のものとそうでないのがある、って感じ。)ただ、あっちはみーんな、大学院卒(修士)が基本です。長く働いてきた人への例外規定みたいなものが経過措置みたいにあるけれど、基本的に、修士が前提条件。私みたいに、学部で心理をやったわけでもない人間だと、えーっと大学に編入学して1~2年勉強して、そんで2年修士やって…ちーとそれはきつすぎるな~。で、それだけやって、資格とって何、ってのもあるし(これは社会福祉士だってそうなんですけどね、資格とって何、ってのは。)逆に言うと、資格がなくたってその世界で仕事をすることは不可能じゃないし。まだ、私自身、興味がある=仕事にまでしたい かどうかは分かんないし。とりあえず、ちょっと調べたら、放送大学の講座に心理学関係がいっぱいあることが分かったんで、社会福祉士取れたら、次は放送大学でも検討しようかな~。
それにしても、人間が一人前ってみなされる年齢って、色んな分野でどんどん引き上げられていってますね~。薬学部が6年になるんですよね?医学部みたいに。私の学生時代(10年ちょっと前)は、理系の一部では、修士ぐらい出てないと専門的な仕事はできない、という風潮があったように思いましたが(私は全くの文系なんで、間違ってるかも)、文系で大学院へ行くって言ったら、そりゃもう、研究者になる人だけ、って感じじゃなかったでしょうか?
何を隠そう、高校の時の家庭科の授業で書かされた、自分の人生の将来設計(ライフなんとか)に「大学院へ行って研究職になる」って書いた私なんですが、実際に大学入ってみたら、概論みたいな勉強は楽しいけど、研究者って、すんごく細かいテーマを、いっぱいいっぱいいっぱい勉強して掘り下げて~掘り下げて~、って、あーこりゃだめ、私にはとてもできん!とあっさり3年次で進学は断念いたしました。
それがいまや、文系の大学院もどんどん数が増えて、ちょっと専門的な職業に就くのには院、みたいになってるようで。院へ行く=就職はしない、とは違ってきてるんですね。もちろん、院を出れば必ず希望する就職が出来る、って訳ではないんでしょうが。社会人向けの大学院も増えてるし(ちょっと調べたら、心理学でも夜間大学院とか、通信課程の大学院とか、ありますね~)そーいや私の友達(大学の同級生)で、最近になって院へ行き直した人もちらほら。
どうなんでしょ。そんなに、人間に、特に専門職に求められる知識が、急激に高度になってるんでしょうか。ちょっとだけ疑問だったりしますけど。少子化が、少子化が、というなら、とっとと早い年齢で社会人になって働いてもらう方が良さそうなもんですけどね、税収増には。
今日のオリエンテーションで言われたことをもう一つ。試験対策は所詮受験勉強。暗記物に強い人が受かる。それと、その人がソーシャルワーカーとして高い技術を持っているかどうかは無関係。援助者としての「腕」を磨くには、特に通信教育だけでは甚だ不十分。資格を取れたとして、それで自分はどうするのか、どうしたいのか?自問自答すべし、とのこと。はい。肝に銘じます。