La Lune Lunatique

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自分へのクリスマスプレゼント

気づけばもう11月も終わる。いよいよクリスマスが近づいてきた。
この間の土曜に、ツリーを出してみた。飾りつけは主に子どもたちにやらせた。一応、下の娘も不器用ながらもオーナメントを枝にひっかけたりして、「Cちゃんが飾った」と満足そう。

オーブンの修理にもめどが立ち、なんとかクリスマスケーキを焼けそうな見込みになってきた。

うちの息子は、去年も今年も、クリスマスに欲しいものは半年以上前から決まっていて、全くぶれない、という、親にとってはありがたい子ども。(で、他にちょっと興味のあるおもちゃなどを見つけると「あれは10歳のクリスマスに」とか、「9歳の誕生日に」とか言っている。クリスマスか誕生日しか、おもちゃは買ってもらえない、ということをよくわきまえているお利口さんだ。)
娘の方は、ちょっとまだ、何が欲しいのかはっきりしない年齢なのだが、まぁ逆に言えば、適当に興味のありそうなものを選んでおけば、なんでも喜ぶだろう。

夫が先日、コートを買ったのだけれど、「ちょっと贅沢したかな」みたいなことを言うので(いや、10,000円って、コートとしては安い方だと思うけど…)「ちょっと早いクリスマスプレゼントだと思えば?」と言っておいた。

私は去年、ちょうどクリスマス直前に、クリスマスケーキを作る道具として、ブラウンのマルチミックスを買った。「自分へのクリスマスプレゼント」なーんて言いながら。
でもって、今、ちょっと電気式の圧力鍋に惹かれているのである。

お料理上手な義姉(夫の兄の配偶者)が圧力鍋を持っていて、あれこれ活用しているようなのだけれど、先日、おでんを食べさせてもらって、牛スジのとろけ具合に参ってしまった。
ああ、豚ばら肉の煮込みだって、きっと、箸で千切れるほど柔らかくなるんだろうな~などと憧れは募る。(普通の鍋で作っても、そこそこ柔らかくはなるんですがね…)

で、なぜ普通の圧力鍋じゃなく、電気式に関心があるかというと、それは、鍋のそばについていなくていいから。圧力鍋って、ガス等に点火して、蒸気が出始めたら何分加熱を続けて、で、火を消して…という手順で使うようなのだけれど、キッチンタイマーを駆使すれば時間を忘れることはないだろうけど、合間に子どものトイレの介助をしたりなんかしながら料理を作っている身としては、できれば、時間が来れば勝手にオフになってくれる方がありがたい。
夜、寝ている間に仕込んでおけたりするのも魅力的だし。

調べてみると、電気式でも、自動でオフにならないタイプもあるらしい。それでは電気式にする意味はないのでそれは除外。
ナショナルに2種類、それから、タイガーにIH調理器と一体型の製品があるようだ。
ただ、タイガーの方は、圧力調理は自動的にオフになるが、通常の煮込みの方はダメらしい。それから、これ、容量があまり大きくない。我が家で今、煮込みに一番使うのはル・クルーゼのオーバル(「ドゥフ」というタイプ)25センチなのだけれど、おでんなんか、そろそろこの鍋では小さすぎるので、ロンド(普通の丸い鍋)の24センチあたりが欲しいなぁ、なんて思ってるぐらいなのに、タイガーのIH圧力調理器の容量、このル・クルーゼ鍋とあまり変わらない、というか、圧力調理ができる容量は、今の鍋より小さい。むむむ。
ナショナルにはマイコン制御タイプとそうでないのがあって、マイコンの方はやはり容量が小さい。マイコンなしの方は大きさはいいのだけれど、これ、どこまで自動化されているのかがメーカーのサイトを見てもよく分からない。

あんまり安い買い物じゃないしな~。でも、炊飯器を買い換えたいけど、圧力鍋なら炊飯も出来て一石二鳥かもしれないし、うーん・・・、と、しばらく、使っている人のレポを探してネットをさまよう日々が続く予感。
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by mmemiya | 2006-11-30 00:33 | 日々雑感 | Trackback | Comments(7)

「外国語を身につけるための日本語レッスン」三森ゆりか

「読んだ本」ではなく、正確には「まだ読みかけの本」なのだけれど。

かねてから、三森ゆりかさんという人が、論理的に日本語をあやつるための技法について、何冊か本を出しておられるのは知っていた。子どもへのトレーニングについて書かれた本もあるようなので、そのうち買おうかな、と思っていたりもしたのだが。

先日、夫と話をしていて、いったい何がきっかけだったのか、もう忘れてしまったのだが、「中間日本語」という考え方があるんだよ、と夫に話したら、たいそう夫が興味を示した。
それで、ちょっとこの「中間日本語」をキーワードに検索したら、この「外国語を身につけるための日本語レッスン」を勧めている文章に出会ったので、購入してみたのだ。

「中間日本語」というのは、例えば主語の省略をなるべく避け、論旨が明確なものとして整理された日本語のことである。翻訳しやすい、というか、あるいは英語の直訳調の日本語、とでもいうか。
私がこの言葉に出会ったのは、高校生の頃、中津りょう子さんの「続・なんで英語やるの」という本の中で、だったのだが、今回「中間日本語」という言葉を検索してみると、けっこうあちこちで使われている言葉のようだ。
で、標記の本が届き、読んでみたら、中にはちゃんと「中間日本語というのは、中津さんの本で出てきた言葉」という説明がなされていた。

まだ読んでいる途中なのに大胆に概要を言ってしまうと、日本の教育では、日本語を論理的にしゃべったり書いたりする教育がなされておらず、また、世間でも、論理的にしゃべることはむしろ避けられるような傾向にある。そういう中で育った日本人が、主語と述語を明確にし、更に、動詞が主語のすぐ後に来る(つまり、結論をすぐに述べなければならない)英語を、上手にしゃべれないというのは、ある意味当たり前のことだ、というのが、著者の現状認識である。
そのため、外国語を身につけるにあたっては、まず、日本語で、論旨を整理し、明確に意図を伝える訓練をするべきである、ということで、具体的にどのような点を意識して、どのように訓練すればいいのか、を述べているのがこの本だ、と思う。

中津さんの本は、前にも書いたけれど中学・高校時代の私のバイブルで、こうした「日本語訓練の必要性」についても、私なりにこれまでも意識してきたつもりなのだけれど、実際の方法論として何をすべきか、何に留意すべきか、ということまでは、あまり見出せていなかったので、買ってよかったなぁ、と思う本だ。

日本語の、曖昧模糊としたところから生まれる良さ、日本語でしか綴りえないような文章というのがあるのももちろん事実なのだけれど、「論理」でやってくる人々と、いつ何時、関係しなければならなくなるか分からないのが現代なのだから、この本に書かれているようなことを知っておいて、決して損はないと思う。
これまた中津さんがどこかで書いていたことなのだけれど、「タテ」の文化の日本人でありつつ、真ん中にちょっと釘を刺しておいて、で、そこでくるっと90度回転して、「ヨコ」になることもできる人間になれたら、何かと便利なのかもしれない。(中津さんの表現が果たして「釘を刺しておいて」だったかはちょっと忘れたのだけれど、とにかく、「タテにもヨコにも回転できる」ということは書いてあったはず。)

子育てにも応用できそう、というか、ぜひとも応用したいのだけれど、そのためにはまず、この本を何度か読み込まなきゃいけないかな。

覚書:干柿は順調に柔らかくなってきていて、昨日、初めてちょっと揉んでみました。
白菜を次々ともらうので、今日は、今年初めてのキムチを漬けました。キムチも結婚以来毎年作っているもので、最初のうちはネットで作り方を調べたりしていましたが、一昨年からはジョン・キョンファさんの本に従って作ってます。(ただ、本では唐辛子を3種類使ってらっしゃいますが、私は1種類しか使ってません…。一応、朝鮮産の唐辛子を使ってますが。)
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by mmemiya | 2006-11-29 23:28 | 読んだ本 | Trackback | Comments(4)

柿尽くし

リベンジのための渋柿10キロ(個数にしたらおよそ40個あまりでした)が届き、23日、いよいよ皮を剥いて再度干し柿にした。

同じ日に、お向かいさんから干柿完成品を頂いた、ということは、このあたりの気候では、干柿作りを始めるには遅すぎるほどなのかもしれないけれど、とりあえず、立派な柿をずらっと吊るしてみた。

一方、我が家で取れた甘柿のほうは、人様に差し上げ、夫実家に半分以上もって行き、しても、食べるのが追いつかず、どんどん熟しすぎてじゅくじゅくの柔らか、どろどろになっていく。

ちょうど、料理に使った生クリームの残りがあったので、じゅくじゅくの柿をボウルに入れてマルチミックスのブレンダーでウィーン。砂糖とレモン汁を少々加え、生クリームを加えてウィーン。
お湯に溶いておいたゼラチンを加え、パイ型に流し込んで冷蔵庫で2時間ほど冷やし固めて、柿のムースの出来上がり。
(ちなみに、何一つ計量していないため、材料の分量は超適当。こういうおやつ作りは苦になりませんが、計量をちゃんとしなきゃいけないケーキ作りは昔からあまり得手ではなく…)

柿というと硬くないとイヤ、という夫も、柿のムースなら食べるそうです。

これで、じゅくじゅくの柿を全部処理した、つもりなのだけれど、今の勢いだと、そのうちもう一回ぐらい、柿のムースを作らなきゃダメかも…。
子どもたちは、熟した柿を半分に切ってスプーンを添えて出すだけで、大喜びで掬って食べてるんですけどねぇ。なにせ、いかんせん、量が・・・。
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by mmemiya | 2006-11-25 20:04 | 料理のこと | Trackback | Comments(2)

バーミックスに代表されるハンドブレンダーとか言われるもの

ハンドブレンダーとかスティックミキサーとかいうのが正式名称なのかもしれないけれど、多分、他社製品まで「バーミックス」で通ってしまっているような、スティック型の調理器具について、ちょっとまとめてみた。

マルチミックスについては、ブログを始めたばかりの頃、けっこう書いたのだけれど、もう少し、全体的なことを書いてみます。以前書いたことと重複する部分もあるでしょうが…。

まず、バーミックスという製品は圧倒的に値段が高いです。そんでもって、「通販生活」などでおなじみのせいでしょうか?知名度も高いようです。(ヨーロッパではあまり知られていない、という話も・・・。私はフランスでは、電化製品売り場をじっくりと見てないんで断言できませんけど、確かに色んなメーカーの製品があって、特にバーミックスだけが有名だったわけでは全くないと思う。)

で、結果として、バーミックス以外の製品は<安かろう、悪かろう>みたいなイメージがあるように思うのですが、私思うに、この手の調理器具は、更に二つに分かれるのです。

1.バーミックス、あるいは貝印のマルチブレンダー等、刃先だけを取り替えるもの。
2.ブラウンのマルチクイック・マルチミックスやナショナルのコードレススティックミキサー等、モーター部以外を大きく取り替えるもの。

で、それぞれの特徴は以下のような感じ。

<1タイプ>
長所:場所をとらないけど色々できる、手入れがラク
短所:使うのにコツがいる(使用する容器の工夫等)場合がある
    特に泡立てなどは、小さな刃先を変えるだけでは無理があったりする。
    モーターが強力でも、刃が小さいので、繊維がよく絡みつく。

<2タイプ>
長所:用途ごとにアタッチメントの形状が工夫されていて、使いやすい
短所:各アタッチメントがかなり場所をとる。手入れが面倒。

<共通>
長所:フードプロセッサー等よりは場所をとらない。
    鍋に直接入れて使える。(鍋とブレンダー以外に洗い物が出ない)
    小さくても様々な道具の用途を兼ね備えている。
短所:それぞれの専用の道具(フードプロセッサーやミキサーなど)にはかなわない部分も多い。     

モーターが頑丈かどうか、とかいうのはメーカーごとに違うのでしょうが、バーミックスを結婚祝いに貰ったのに手放してマルチミックス買ってる私としては、この二つは簡単に比較できないな~と思ったりしています。けっこう、出来ること出来ないことが違うので。


1タイプの短所でいくと、例えばバーミックスで、刃先の交換だけでは野菜のみじん切りは中々きれいにいかないのでは、と思います。スーパーグラインダーという付属パーツを使えばいいんですが、その場合、一回に処理できる量はかなり少ないです。
泡立てについては、メーカーも言うとおり、全卵の共立てはできません。生クリームの泡立てぐらいしか使えないと思っておく方が良さそうです。
あと、メーカーによれば肉をミンチにするとか、イカ団子を作るとかができることになってるんですが、私は繊維のせいでうまくいきませんでした。他にも、うまくいかない、という声を見かけたことがあるので、何かコツを掴めばできるのかもしれませんが、ちょっと疑問が残ります。

2タイプの短所は、これはもう、「場所が狭いからハンドタイプにしたいの」の人には致命的かも。手入れが面倒、というのはですね、それぞれのパーツの中に水が入り込むとまずいので、手で気をつけて洗わないといけないんですよ、マルチミックスは。刃先だけ洗うタイプならいいんですけどね…。(伝聞によると、マルチミックスはアタッチメントにコンデンサが入っているため食洗機で洗えないけど、同じブラウンでもマルチクイックはOKだそうです。)

あと、私は肉類はフードプロセッサーでやるんで未経験ですが、マルチミックスのチョッパーで肉類を多めに挽くと、内部に肉や魚の断片が入り込んで大変だ、という話も読んだことがあります。

こうやって見ていくと、そもそも、私のバーミックスは、通販生活の愛読者だった妹が結婚祝いにくれたものだったのですが、野菜のみじん切りから解放されたくて、市販のミンチを買いたくないという私にとっては不適切であったと、今になれば分かります。当時、今のようにネットでもっと情報収集していればねぇ…。
「毎日のように使う」「私の右腕」とか書いておられる有本葉子さんだって、ポタージュやドレッシング作りとかですから、使ってるのは。みじん切りや肉類の処理には、当然、クイジナートのフードプロセッサーをお使いでしょう。

だから、自分のやりたいことは何なのか、をまず明確にしてから選ばないと、ですね、こういう道具は。

私の知っている限りの各社の特徴を並べておきます。ただし、間違いがあっても責任は取れませんのでごめんなさい。正確には、各メーカーの公式サイトなどをご参照ください。

バーミックス:
氷粉砕可能、コーヒー挽き(粉だし等も)可能、練りゴマ(ピーナツバター)作れる、
卵共立て不可、石鹸作成には使えない(カバー部がアルミ合金のため)
全て金属製のため、耐熱温度が高い  
         
マルチブレンダー:
氷粉砕可能、コーヒー挽き(粉だし等も)可能、泡立ては弱いらしい
全て金属製のため、耐熱温度が高い(でもメーカーは80度と言ってる?)

マルチクイック:
氷不可(別売りパーツにて可能)
別売で、「フレッシュシステム」という、真空保存システムがある。
この4つの中ではみじん切りの一回容量が最大、泡立てはコツがいるらしい
ミル機能なし(別売ハーブチョッパーには何ができるのか謎)
ブレンダーには、オールステンレスタイプと、プラスチックカバータイプがある

マルチミックス:
氷不可、泡立ては専用のハンドミキサーと同等、パン捏ねできるニーダーがある
ミル機能なし
日本販売品では、ブレンダーはプラスチックカバータイプのみ

あと、普通のフードプロセッサーとこういうハンドタイプを比べるとどうか、という話もあるのですが、それはまた別の機会にまとめさせていただきます。←って、未だにまとめてないし。

 →関連記事
   ・ブラウン マルチミックス  
   ・ブラウン マルチミックス その1
   ・ブラウン マルチミックス その2
   ・ブラウン マルチミックス その3
  ♯ブラウンのマルチミックスは、もう、廃盤商品らしいです。残念。
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by mmemiya | 2006-11-20 00:44 | 料理のこと | Trackback(1) | Comments(6)

集団の中の子ども

土曜日、生まれて初めてライブハウスなるところへ行ってきた。中学時代の同級生がライブをやる、というので、母に子守してもらって夫婦で出かけたのである。

といっても、仲が良かった友人、というわけではなく、むしろ、親同士の方が交流があり、今回も母がご案内を頂いたのだが、私にも一度聞きに行ってみたら、となったのだった。

近々3枚目のCDが出る、とのことで、全国をまわっている途中のようで、この土曜、日曜が地元でのライブ。チケット売っているのはご両親で、客席にもご親戚なのか60歳代かひょっとすると70歳代か、なんて方がちらほらいらっしゃる。それから、もう(特に男性は)名前がはっきりと思い出せないんだけど、あ、多分、中学の同級生よね、という顔が何人か。ま、当然といえば当然か。

歌の方は、民謡調というか、昔からあるお囃子みたいなリズムや掛け言葉も取り入れたりして色んな世代になじみやすそうな音楽で、けっこう楽しめたし、なにより、そういうことをなりわいにして生きているってすごいなぁなどと感心してしまった。

ところで、私も夫も、どうも友人というのが多くない方で(30歳代の今から、しっかりと<濡れ落ち葉になる>(古いですか?)と宣言している我が夫…)、ライブハウスで見かけた面々は勿論、その他の元同級生ともほとんど交流がない。
小学校低学年の頃はともかく、ある程度の年齢になってからの私は、いじめを受けた経験というのもないけれど、例えば小学校の修学旅行で、「好きな子同士で班を作れ」と言われて、どうしよう、と思っていたら声をかけてくれた子達がいてほっとした、なんてことを覚えてるぐらいだから、当時からクラスの中での交わりってのがそんなに濃くなかったんである。卒業後に疎遠になるのは致し方ないと言ってもいい。

ただ、卒業して過去のことになってしまえばそれだけのことだけれど、中にいる間というのは、あの<クラス>って奴は、時にはかなり重いものなんである。外に出てしまえばそれだけのものなのに、学校というあの閉鎖的な空間の、あの、同じ年齢の人間で作られたあの閉ざされた場の逃げ場のなさ、というか重たさはなんだったのだろう。

今、「子育ての大誤解」という本を読んでいるのだけれど(なかなか読み進められない…)、これは、親の子育てというのは、従来言われていたほど子どもに影響を与えるものではなくって、子どもにとって影響がずっと大きいのは子ども同士の集団である、といったようなことを説明している本。
まだほとんど読めていないけれど、例えば、最近ずっと続いている子どもの自殺報道などを見ると、本当に、親はなんと、子どもの集団に対して無力なものか、と思う。「私の後を追って死なないでね」と親を気遣ったり、「またお父さんとお母さんの子どもになりたい」などという言葉があるにも関わらず、死を選んでしまう子ども達。ある時期の子どもにとって、子どもの集団というのは圧倒的な圧力を持って迫ってくるものなのだ、と心底思う。今となってみれば、どうしてあんなちっぽけな場所の、あれだけの人間関係が、あんなに心に重かったのか、と、笑えてしまうようなことなのに。

学校が悪い、とかいう単純な問題でもなく、いつの時代でも、子どもには親との関係より、子ども集団での関係や立場の方が圧倒的に重要である時期、というのが、どうしたって存在するのだろうと思う。また、「子育ての大誤解」の著者はアメリカ人だけれど、彼女は3年間、クラスの中で全員に無視される、といういじめを受けていたそうで、いじめが日本特有の問題か、というと、そういうものでもなさそうだ。

今から次第に大きくなって、あの閉ざされた、圧倒的な力を持つ場へと入っていく子どもたちに、何ができるかはわからないけれど、親としてはもちろん、我が子を守りたいのだ、なんとしても。
親の無力さを心に刻みつつ、それでも、精一杯、子どもを守ってやりたいと、恐らく、ほとんど全ての親が心の底からそう思っている。
だからどうか、子どもたち。楽しい日々でもあると同時に、突然、圧倒的に重く迫ってくるあの空間を、あの季節を、どうか誰もがくぐり抜けられますように。
子どもたちにその力を。私たちに、子どもたちに手を差し伸べられるチャンスを。神を信じていなくても、精一杯のできることを探したら、あとはただ、祈ることしかできないように思えてしまう。
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by mmemiya | 2006-11-19 23:27 | 子育て、子育ち | Trackback | Comments(2)

一雨ごとに寒くなる…

急に寒くなったせいなのかなんなのか、どうも体調の優れなかったこの頃。
木曜日、日中からなんだか寒い~、ちょっと気持ち悪い~とか思いながらいつものように保育園に迎えに行って帰宅して、ちょっと熱を測ってみたらば38.3℃。ありゃりゃ~。
なんとか、金曜締め切りのレポートは間に合わせられたので、今年のレポートは全て一応終わったことになり(評価が悪くて再提出、ってことはあるけれど…)まぁほっとしましたが。

寒くなったら、これまで、まず夜中オムツを濡らさなかった娘が、連日「おしっこ出ちゃった~」と起きてくるように。いやぁ、もうすっかりオムツを外せるかと思ってましたが、さすがに夜はまだまだですね。
日中のトイレトレーニングも、そんなに熱心にやったわけじゃないんだけど、息子より半年ぐらい早くオムツ不要になった感じ。トイレトレーニングって、特に第一子は、焦ったり、あれこれ本を読んだり迷ったりするものですが、最終的には個人差が大きいなぁ、というのが二人やってみての感想。親が焦ってどうなるというものでもなさそうです。甥っ子・姪っ子なんか、3人きょうだいですが、一番早かった子と遅かった子には1年ぐらいずれがありました。育て方は大きく違わないと思うんですけどね。

15日には、仏教系の保育園なのに、なぜか全員で、近所の神社に七五三のお参りに行ったそうで、息子も娘も、千歳あめを、自分で塗り絵した袋に入れてもらってきました。息子の袋に何気なく目をやってびっくり。「あんたこれ、自分で書いたの?」<なまえ>の欄に、でっかい字でなにやら書いてある。名字の××××のうち、最初の2文字は確かにそう書いたな、と十分判別可能。(ま、一つが「こ」なんで、そう大したことはないですが。)以前に、下の名前の書き方を教えてくれといわれたことはあるけれど、名字の方は一度も教えたことはなかったのでびっくり。
先生に「自分で書いたよ!」と持っていって見せたのだそうな。
字はともかく、数字にも興味のある息子、今日は「お母さん、5が三つで15でしょ?」といきなり言うので驚いた。その次に「5が六つで・・16!」と言うのでずっこけたけど、数学が苦手だった身としては、ああ、この数字への関心を伸ばしてやるにはどうしたらいいんだろう、とか考えてしまう、親馬鹿。
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by mmemiya | 2006-11-18 22:43 | 日々雑感 | Trackback | Comments(0)

お尻に火がつかないと

何事も、切羽詰らないと始められない。夏休み最終日と言えば徹夜!みたいな悪い癖は大人になったからって治るってもんではなさそうだ。

というわけで、今週金曜提出締め切りのレポートを抱えて夜更かし中…。今年のレポートはこれで最後なので、落とさず頑張らなきゃ、なんですが。

ところで、アクセス解析を見ると、このブログには「マルチミックス」とか「クリステル Lシリーズ」なんて単語の検索でお越しになっている方が多いようで。

最近、マルチミックスのこともあんまり書いてなかったのですが、これを買うまでにあれこれ調べたことでも、時間が出来たら書いてみようかと思っております。

鍋は、リサーチの結果のクリステル、じゃないもんですから、他の鍋と比べてここがお勧め!とは特に言えないんですけどね…。デザインで言ったらフィスラーとかWMFが好きかも。

今夜は、にんじんが大量にあって(スーパーで一袋買ってきたら、義父のにんじんが収穫できる季節になっていた(笑))マルチミックスで白和えを作りました。一瞬にして滑らかなあえごろもが!これはもう、二度と手でやる気にはなれませんね~。

ところで、うちの夫は結婚するまで「白和え」を知らなかったらしい…。(おからの煮物も、人間の食べ物じゃない、と思っていたそうだ…。)
私も、市販のお惣菜じゃなく、母の手づくり白和えを食べた、という記憶はないんですが…。「イマドキの若い女性はまともに料理も出来ない」と言う人に、いつも聞きたくなるんですけどね、「なんで男はつくらなくていいのさ」ってのと、「なんで突然、若い女性が作らなくなったと思うのさ」って。

今の60歳前後の人が、みんなちゃんと料理(「伝統的な和食」とやら)を作ってた、というのは、単なる根拠のない思い込みって可能性を、ああいうエラソーな発言する人は、ちらっとも考えないんでしょうかねぇ。謎。(実はつい最近もそういうエラソーな男性の発言を聞いてむかっとしたところだったりします。そんで、「おばあちゃんがお嫁さんに料理を教えるような状況を作っていかないと」ですと!なんでそこで、せめて娘じゃなくって、よりによって嫁なのさ!)
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by mmemiya | 2006-11-15 02:01 | 日々雑感 | Trackback(1) | Comments(2)

怒涛の旬

一月ほど前から、週に2回、義母がお惣菜を作ってくれる…というのが続いている。

栗ご飯だったか何かを、大量に作ったので取りにおいで、と言われて仕事帰りによったら、「これから週に2回なら、お惣菜を作ってやれる」とか言われてしまったのだ。いや、そんな、大変でしょうし、とかいって断ろうとしたのだがうまくいかず、現在に至る。

もちろん、非常にありがたい話ではあるのだけれど、私の心理的な負担感、などという問題はさておいても、けっこうビミョーな感じではあったりする。

まず、我が家は共働きと言う性質上、食料品は週末まとめ買いで、その時に、大体、一週間分のメニューも大雑把に決まってしまうと言っていい。ところが、義母が何を作ってくれたかは、取りに行ってみないとわからないので、献立が変になったりする。

次に、料理って、実際のところ複数の惣菜作りが同時進行で動いているので、その一部を作ってもらっても、案外、調理時間全体はさほど短縮されなかったりするのだ。ただでさえ慌しい帰宅~夕食作りの間に、義母宅に立ち寄ってお惣菜を貰ってきて…で帰宅時間が20分ぐらい遅くなるわけで、夕食のスタート時間は変わらないかむしろ遅くなったりする。

まぁ一月経ったことだし、何とか夫の口からうまくいってもらって、そろそろ終わりにしたいなぁと、申し訳ないのだが思っているところなのだけど、これがなかなかと…

で。訪問すると、お惣菜だけでなく、義父の育てた野菜も生でついてくる。これがまた、けっこう大変なんである。

というのも、今週、義母に何を作ってもらったかと言えば、一回は「ポテトサラダ、ほうれん草のおひたし、カブの酢漬け」で、もう一回は「五目豆、ほうれん草のおひたし、カブの酢漬け」。
で、生野菜は、カブ5個×2回。ほうれん草…量が説明しにくいけど、スーパーで売られてれば2把分ぐらい?×2回。あと、大根1本、白菜一株。(これはさすがに1回だけだった…)

カブを10個、ほうれん草4把、白菜一株、大根1本。これを一週間で、大人2人と幼児2人で食べるわけです。家で食事するのは平日は朝夕だけ。そんでもって、一週間のうち2日は、既に持たされた「ほうれん草のおひたし」と「カブの酢漬け」があるわけで、実質5日で食べるわけですよ。
もう、「たまには他の野菜を食べたい」なんて贅沢なこと、言ってる余裕はないです。カブには当然、立派な葉っぱもついてますから、葉っぱも炒めたりして食べる。

ほうれん草料理も、カブ料理も、私には大してレパートリーはございません。カブなんて鳥そぼろと煮るか、スープか。ほうれん草。おひたし。たまに炒める…。
(ちなみに義母は、自他共に認めてますが、カブと言えば酢漬けしかしないです。そんでカブが中々減らなくってうちにあんなに来るのかも…?)

日本の伝統食としては、多分、これが正しいあり方です。来る日も来る日も同じ野菜を食べ続けると、いつか、その野菜が別の野菜に入れ替わります。また、来る日も来る日も食べます。旬を大事にしています。
でも、旬の勢いって、ホント怒涛です。旬を大切にする生活も、なかなかもって、楽じゃありません。
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by mmemiya | 2006-11-10 22:10 | 料理のこと | Trackback | Comments(2)

正しくは「乳幼児身体発育調査」でした。

2つ下の記事にいただいたコメントに対する自分のレスが、ちょっと気になって、調査概要を探しに行ってみた。
平成12年乳幼児身体発育調査の概要

なんと、母乳か人工乳か、全部聞き取ってあるじゃん!
じゃ、その気になれば、母乳栄養児、混合栄養児、人工栄養児それぞれの発育曲線つくれるってこと?そこまでやるには調査数が少なすぎ?でも、既にデータがあるなんて、もったいない…。

母乳で育てていると、例えば「標準的には新生児は一日30g体重が増加する」なーんてのにはとても追いつかない子がけっこう出てくるという。ミルクで育つ子に比べ、ちょっと小さめ、とも言われる。でもじゃあ、どれぐらいが母乳で育つ子の標準なのか。
その辺がよく分からないから、「足りないんじゃない?ミルクを足したら?」などと言われ、母乳栄養を断念する人もいる、と言われているのだ。
(どっかの学術誌に、助産師さんか誰かが書いた論文で、母乳の子の標準的な体重増加量とかを取り上げたのがあったよーな記憶はあるけれど…)

あと、乳児期は「うちの子は母乳だから小さめなのね」と一応納得していたって、じゃあ、それがいつキャッチアップするのか(=追いつくのか)気になる人だっていると思う。

例えば、2,000g未満で産まれた子が5歳ぐらいだとこれぐらいになっている、みたいなグラフは既にあるわけで(1,000g未満の子、ぐらいまではあったんじゃなかろうか。それ以下だとちょっと参照できる数が少なすぎるだろうと思うけれど…)、「母乳で育った子は、大体こういう感じで大きくなっていきます」みたいなグラフを見て、安心するとか目安にできる、というニーズもあると思うんだけどなぁ。

ちなみに、今や肥満ではないか、とまで思えるうちの娘、退院後1週間(生後2週間)の健診の時、体重増加量が一日平均で28gで、そんでもって、その健診の時に病院で授乳したら、確か60ccぐらいしか飲まずに寝入ってしまい、「これじゃ足りない、ミルクをあげなさい!」と言われて、眠ってる口に哺乳瓶突っ込まれてましたよ。
機械じゃあるまいし、人間が毎回毎回、計ったようにおんなじだけの量、飲むわけないだろーが!一日28gの体重増加のどこが不足やねん!と思った私はさくっと無視しましたが、無視できたのは娘がそもそも3,450gと大きめで生まれていて、おまけに、上の子は完全母乳で育てたから、第二子にミルクがいるなどと考えもしなかった、という裏づけがあってのことで、これがちょっと小さめに生まれていて、おまけに第一子だったりしたら、もしかしてオロオロとミルク買いに走ったかもしれない。(多分、私の性格上、それはなかっただろうけど…自分で言うのもなんですが、割と第一子から育児に気負いはなく、よくも悪くもいーかげんに育ててきた母です、私は。)

こんな大掛かりな調査で、せっかく全客体の栄養方法まで調べてるのに、それが「母乳の子は○○%」という結果にしか使われていないのは、やっぱ宝の持ち腐れのような。
ちなみに、恐らく人工乳が少なかったと思われる昭和35年あたりは、生まれたときの平均体重は平成12年の子より大きいけれど、その後の伸びはずっとゆるやか。しかし、離乳食が加わってくると、当時と今の栄養状態の差も当然あるだろうし、やっぱり、現代のデータが欲しいところ。
(現在の出生体重が少ないのは、多分、小さく産まれた子の救命率が上がっているのと、妊婦の体重増加制限指導がうるさかったのと、若い女性の痩せの問題とが、複雑に絡み合っているのだろうと思う。)

今年は授乳や離乳に関するガイド(ちなみに去年は妊婦の食生活に関するガイド)をつくられるという厚労省の皆様、ぜひとも、そういうデータの公開も考慮してくださいな、って、こんな数十人しか見ていないようなブログでつぶやいてたってなんともならないんですけどね。

おや、うちの息子の今現在の体重ってば、昭和35年ならちょうど平均値だわ(苦笑)。


※誤解を招くような内容かとは思いますが、私は、<赤ちゃんは何が何でも母乳で育てるべき!>とは全く思いません。ただ、単純に人間を一つの動物としてみたとき、母乳だけで育てている人が半数以下ってそんなのあり?と思うのと、母乳だけで栄養が足りているのに、そうでないように思い込まされて、わざわざお金出してミルク買って飲ませている人がいるとしたら、そんなの馬鹿馬鹿しいじゃない、と思うだけです。
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by mmemiya | 2006-11-09 23:48 | 子育て、子育ち | Trackback | Comments(0)

局地的流行

連休が胃腸風邪でやられてしまいました…

連休初日、子どもたちを連れ、近く(1キロほど)のスーパーに出かけて、息子の発表会用の服(男児服で白いブラウスなんて!結局、ポロシャツで勘弁してもらいました)など買って帰ってきた。
この程度の距離で、帰り道に娘が何度か「抱っこ」とせがむので、甘えているのかと思っていたら(スーパー内ではずっとベビー用カートに座っていたので歩いたのは往復だけ)、帰宅して、さあ昼食をと思った直後、戻してしまった…。

実は、小さい子どもを育てている割に、子どもの嘔吐にあまりあわずに済んできた。息子が、1歳の頃ロタで1回、あと、これは私の不在時だが、夫の実家で刺身を食べて立て続けに数回(1歳児には早すぎると言っておいたのに!)、というのがある程度で、娘は新生児期の授乳直後にゴボ、みたいなのを除けば、戻したこと自体が初めて。

うちの祖母によると、子どもには気管支が弱い子と腸が弱い子がいるんだそうで(ほんまかいな?)それが正しければ、間違いなくうちの子は二人とも気管支が弱い方に属する。

そのまま昼食抜きで寝かしつけ、起きてきた後少し果物を食べさせたらまたダメ。(しかも、私のいない隙に夫が娘の要求に応じて牛乳を飲ませたらしい。常識知らずな!と思ったけど、そういう常識は育児書でもまめに読んでないと身につかないですわな…)
夕食はおかゆを少し食べさせたが、夜中にまた戻す。

連休二日目、混雑を覚悟で小児科へ。その日は娘は絶食。それでもさほど大暴れしなかったのは、やはり娘も疲れていたからかも。おかげさまで嘔吐は初日だけで済んだが、3日目から徐々に食事を再開したら今度は下ってます、下ってます。

二日目の段階で病児保育を予約し、連休明けは一日、病児に預けたが、日中は下ることもなく熱もなく元気に過ごしたらしい。でも、その日も、保育園に登園した今日も、帰宅すると何度か下ってます。
さすがにそういう体調なのでオムツで一日過ごさせてますが、下るのもおまるに座って出来ているのがすごい。これはもう、オムツ外れたとみなしていいのかも。

娘本人は、もはやすこぶる元気ですが、見事に胃腸風邪は私にうつりました…。昨日が山で、今日は何とか回復しつつあるようですが。夫も腹痛を訴えております。残ったのは息子だけ。週末の保育園発表会に、今度は息子が倒れてなきゃいいですが…。
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by mmemiya | 2006-11-07 22:23 | 子育て、子育ち | Trackback | Comments(0)