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野蛮な読書 平松洋子  巴里ひとりある記 高峰秀子

私は食い意地がはっているせいか、本も食べ物まわりの本が好きで、そんなこんなで自然と、平松さんのお名前を目にすることがあった。一番最近だと、沢村貞子の「わたしの献立日記」の解説かな。

その平松さんが、こんな読書家だったとは、初めて知った。
本好きの書いた本を読んでいると、どんどん読みたい本が増えてきて困るんだけど、これもまさにその典型で、出てくる本出てくる本、メモって注文したくなる。
そして、こういう読み巧者の本を読んでると、自分がいかにくだらない本に時間と金を費やしてきたか、それから、自分がいかに、素晴らしい本から大して何も読み取れていないか、を思い知らされて、どっぷり自己嫌悪につかったりする。でも、このエッセイはとにかく引き込まれます。獅子文六読みたくなったし、宇能鴻一郎の食べ物エッセイってどんなだろう、と思うし、あー、読みたい本がたくさん。絶版本が多そうだけど。

そして、平松さんの本を買う少し前に、食べ物まわりの本の一冊として出会った「台所のオーケストラ」高峰秀子。
これも名高いエッセイで、前々から名前は知ってたんだけど、買ったのは割と最近。
そして、それを読んでいると、しばしば、パリ滞在時の話が出てくるのだけれど、そのパリでの出来事を綴った、高峰さんの最初の本が「巴里ひとりある記」。

私はもともと映画には疎いし、私の物心ついた頃には引退していた高峰秀子が、昭和26年の日本で、どれほどの大スターだったか、というのは、実感としてはとても想像ができない。ただ、子役から始まってスターの道をひたすら歩んできた27歳の彼女が、家を売り払って遠い異国へ行き、ただの人として過ごせる場を得たことで、いかに楽に呼吸ができるようになったのか、を思うと、胸に迫るものがある。それは確かに、フランスではなくても、日本から離れられたのならどこでも良かったのだろうし、徳川夢声との対談で「半年ぐらい行ってなんか得られるんなら、みんないくわよ。(笑)」とご本人が述べているとおり、その半年で、これを得た!と明言できるものはなかったのかもしれない。それでも、たとえば私も2年のパリ滞在で何を得た、と言われりゃ何も答えられないけれど、それでも、その2年がなければ私は今とは違っていただろうな、と思うのと同じように、半年のパリ滞在は、確かにその後の高峰秀子を変えたのだろう。

なにしろ、着くまでが遠い。次々といろんな都市に寄港して、飛行機を乗り換えて、やっとのことでブラッセルから「ブールジェ」に着くのだ。ル・ブルジェ!エアショーを見に行ったことがあるので、あそこがかつて空港だった(今でもプライベート機は発着するらしい)ということは知識としては知っていたものの、オルリーじゃないのか、と驚く。調べたら、この時代、オルリーももう開港してたようだけど。
在外事務所ってなんだろう、と考えて、そうか、サンフランシスコ条約前だから、大使館なんておけないのか、と気がついたり。「日本の在外事務所が昔の大使館に移ったレセプション」で「セット・アヴェニュウ・フォッシュ」へ向かう、などという話も出てくる。そっかー、そんな昔から大使館の場所はあそこなんだー、みたいな。(一瞬、サントノレ通りの大使公邸と頭がごっちゃになったのですが、あっちはいつからあそこにあるんでしょうな。)
そんでもって、パリの街にはオートバイが溢れていたそうな。そんなパリ、もちろん、私は知らない。知らないんだけど、前に、石井好子さんの「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」読んだときも思ったんだけどそれでもなお、ここに出てくるパリも、チラチラと、私の知ってるパリと地続きだよなぁ、という感じがしてくる。通貨の単位だってフランなんだけど(私はユーロは全然わからないのです)、1960年のデノミ前なんで、金額は???ではあります。私の朝食は150フラン、と言われて、で、高級レストラン行くと2,000フランとか、うーん、私の感じる通貨価値の10倍換算ぐらい・・・とも違うのか。5倍ぐらい?1960年に行われたのは100分の1のデノミで、1968年にもう一度切り下げが行われた、と、Wikipediaには書いてあったけど、当然、インフレとかもあるので、値段のところだけは今ひとつ伝わりません。かといって、当時の日本円に直されても、これまた分かんないことは一緒なんだけど。

と、話はすっかり横道にそれてしまったのだけれど、場所はパリではなくても、スタア・高峰秀子ではなく、ただの一人の日本人として扱ってもらえる場所なら、どこでも彼女は息をつけたのだろうけど、でも、彼女にとって、パリはやはり、特別な場所になったのに違いない。パリのここが嫌だった、なんて話も、多分、色々出来たんじゃないかとは思うけれど、それでも、ヘミングウェイが一生ついて回る、と言ったように、やはり、パリには何か、うまく言葉にできないけれど、それだけの力があるような気がしている。

他にも何冊か、読みかけの本を抱えてるんだけど、今、ほかに読みたいのは、沢村貞子の「老いの道連れ」です。どうも絶版らしいのですが、つい、注文してしまった・・・。
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by mmemiya | 2013-01-22 22:16 | 読んだ本

かもめホテルでまず一服

この間、書いたように、高山なおみさんのエッセイが、私はどうも駄目なんですが、フランス日記を読む限りでは、あれかなぁ、固有名詞の扱い方がニガテなのかも。(本業の料理の方はこの方のレシピをまだ試したことがなく、判断できない。試そうと思ったことがないのはなぜだろうな。)
いやまぁ、旦那さんを「スイセイ」と書くのは別にありなんだろうけど、それが夫だ、という説明がどこにもないんで、高山さんについて予備知識のない人間には、??って感じなんですよ、最初のうち。
そりゃまぁ、こんなネット時代ですから、ご夫君かな?と思って検索したらその通りだったけど、冒頭で、私、息子さんかなんかだと思った(爆)。なんでだろ、名前呼び捨てだから、息子?みたいな。
その後も次々、○○ちゃんとか××さんとか出てくるんだけど、その人がどういう人か、なんの説明もないので、こりゃー、内輪向けの文章なのかなー、まぁ題名の通り、日記ならそれでいいんだけど、公刊するものとして、こんな、初めて読む人間を拒絶してるようなものってなぁ、と思う。旅の部分も、読んでて何か目新しい発見があったわけでもないしなー。古本で買っておいてなんだけど、古本屋行きかな、こりゃ。

旅に関するエッセイで、その後、関川夏央の「かもめホテルでまず一服」を読んだ。私はどうも、関川夏央と夏目房之介がごっちゃになる。「夏」しか共通項ないのに。あれか、関川さんが「坊ちゃんの時代」の原作者だからか。関川さんは別に、夏目漱石の孫じゃない、うん。この方の淡々としたエッセイは嫌いじゃないです、って、「中年シングル生活」しか読んだことなかったけど。
「かもめホテル・・・」は、異国での、あ、いや、一部、日本での出来事をあれこれ綴った(それぞれ関連性は特にない)短いエッセイを集めた本。関川さんと言えば韓国だけど、この本には「思うところあって」韓国での話は一つしか入っていない。1981年から1986年までの文章、ということだから、日本人にとって海外旅行とはまだそんなに身近なものではなかった筈の時代で、でも、ぼちぼち、団体旅行とかで海外に行く人も珍しくなくなっていたような時代?田舎の子どもだった私の近くには、この間、海外に行って来たわ、なんて人、全然いなかったように思うけど。

ポルトガルの話がいくつか出てきて、革命、なんて単語が出てきたりしたので、そういえば、近代ポルトガル史って、私、何も知らないな、とネット検索などしつつ読み進める。恥ずかしながら、スペインのフランコは知ってても、サラザールって誰だ、みたいな。私にとってのポルトガル史って、完璧、大航海時代で終わってる。やれやれ。
私、リスボンをはじめ、ポルトガルの観光地、そこそこまわったのに、これ読んでてもほとんどリスボンのこと思い出せないし・・・。これはまぁ、理由ははっきりしてて、人の後をついてまわるだけで、楽をしてたから、である。当時、ポルトガルに住んで5年ぐらい経ってた大学時代の友人(今も住んでるので、もう15年以上になるのか・・・)に案内してもらって、勿論、言葉も全部しゃべってもらって、全部やってもらってまわったもんだから、覚えてるのはいくつかの風景とか、ヴィーニョ・ヴェルデがりんごみたいな味で美味しかったとか、そんな程度になっちゃってます。ああ、もったいない。彼女がタクシーの運転手さんとしゃべってたりすると、「今、そこへ行くには道が二通りあるけど、どっちの道にする?って聞かれたの?」みたいに、漠然と分かるような場面もあったけど、とにかく自分で言葉を理解しようとか、通じさせようとか、全然しなくて済んだしなー。おお、パリで運転手をしてた、という運転手さんとフランス語で会話はしたけど。(パリはポルトガル第三の都市という冗談があるって、彼女から聞いたな。つまり、それだけポルトガルの人が多いということなんだけど。)

いくら異国へ行こうと、受身でいる限り、ああ、綺麗だったね、ぐらいしか、自分の中に残るものはない。せっかく、全く違う環境にいて、今まで知らなかったやり方で、何かを見ることができるようになるかもしれないのに。
関川さんのこの本は、わざわざ金と時間をかけて遠くまで旅するより、こんなエッセイを読むほうがよほど、自分の糧になることもあるかもしれないと思わせてくれる、さりげないけれど、知らなかった世界を切り取って見せてくれる、読み返してみたくなるエッセイ。
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by mmemiya | 2012-07-26 22:32 | 読んだ本

枝豆絶賛収穫中

今朝、この夏初めて、庭で蝉が鳴くのを聞いた。
もうじき、毎朝、五月蝿くて寝ていられなくなるだろうが、今はまだ、蝉も、発声練習みたいな感じ。

このブログを読み返すと、2年前の7月は

7月12日 今シーズン、初めて蝉の声で目を覚ます。
同日 ミョウガを10個少々収穫。まだ、花まで咲いたものは確認していない。


とあるが、今日は、ちょっと探した限りでは、ミョウガはまだ発見できず。もっと全体を探すべきだったかもしれないけど。
代わって絶賛大収穫中なのは枝豆。市販のよくあるネット1袋分位は、今日も軽く収穫できた。これで3回目かな、4回目かな?まだまだ、膨らみきっていない実が、いーっぱいついてます。わざわざ高い茶豆とか買わなくても、採ったばかりの枝豆、さっと茹でるだけで、まぁなんと甘いこと、美味しいこと。肥料もなーにもやってないんですよ。種まいて、しばらくして、間引いただけ。痩せた土地でも何もしなくても美味しく育つ。なんと素晴らしい野菜でしょうか。これで連作障害がなければ最高なんだけどねぇ。そう上手くはいかないか。


そうそう、大人買い(というほどの冊数でもないか)したパリパリ伝説、大体読み終えました。3巻の前書きに、パリとはどんなところなのか、というのは、世界中のどこでもおんなじことだけど、結局、全て、その人次第だよ、みたいなことが書いてあるのですが、暮らす、って、やっぱ、そういうことだよなー、と思います。
「なので、このまんがを読んで、「パリ住んでるけど、こんなじゃない!」と思う人がいても、それは当たり前だと思います。」と書かれてます。

何か、特に厭なことがあったときに、そこが外国だと、つい、外国だからこんないやな目に遭うんだ、とか、思っちゃいがちだけど、そして、反対に、いい面を「やっぱり日本と違ってこの国は素晴らしい、それに比べて日本は・・・」なーんて考えがちなところもあるんだけど、人間って、そう、大差はないはず、なんですよね。
「爆笑☆パリ暮らしエッセイ・コミック」って帯に書いてあるんだけど、私は爆笑は一回もしませんでした。面白いことは充分面白いけどね。「ふふっ」って感じ。(横から覗き込んだ夫が大笑い、って場面はあったけど。)

パリの育児事情は、住んでた頃はほとんど目に入らなかったってこともあって、なかなか新鮮で興味深い。でも、育児そのものは、勿論、あるある、って話てんこ盛りだけど。ああ、うちの子も、小は早々とトイレで出来るようになったのに、大の方は「紙パンツ、紙パンツはくよう」と、わざわざオムツを要求してました。

あ、えーと、かわかみさん、フランスの学校の休みは、南部と北部で違うんじゃなくって、フランス全土を3つぐらいに分けてると思います。理由は勿論、「バカンスの混雑緩和」です。フランスで、スケジュール手帳を買うと、必ず、最後の方の資料ページに、その年の各地方の学校休み(夏、冬、春、クリスマス、トゥーサン)の日程が載ってるのですよ。(あと、ワインのヴィンテージ表もある。)バカンスの計画立てるときに必須なんでしょう。
あ、トゥーサン(諸聖人の日)の休みの話が何回か出てきますが、「出雲大社に神様が全部集まるみたいなもの?」的コメントがありましたが、私のイメージでは、由来はともかく、トゥーサンは先祖の墓参りをする日なので、「フランスのお盆」であります。

一話一話、読むごとに色々コメントしたくなるので、感想細かく書き出すと多分止まんないと思います。フランスに興味がある人は勿論、フランスには大して興味なくても、異文化には興味がある、という方にはとってもお勧めです。










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by mmemiya | 2010-07-10 21:27 | 日々雑感

ということで、「パリパリ伝説」読んでみました。

サマンサさんにお勧めいただいた「パリパリ伝説」読んでみました。

ちなみに、この間、娘の誕生祝いに私の実家の面々と出かけたとき、本屋に立ち寄って、漫画コーナーを眺めながら、妹に「パリパリ伝説って漫画があるんだって」って話したら、やっぱり「バリバリ伝説!?」って返されましたよ。

どうせならちゃんと、一巻から読みたかったのですが、ひょんなことから5巻を最初に読むことに。
というのも、金曜、娘を迎えに行ったら、プールバッグが未使用のままで、「あれ?今日プール入らなかったの?今日は私、サインしたよね?」(実は数日前、うっかりプールカードにサインを忘れて娘はプールに入れなかった…。保育所は基本的に毎日プールあるんで、毎日サインが要るんだけど、毎年、シーズンに1回は必ず、サイン忘れをやらかす私・・・。)と聞いたら、「蚊に刺された痕がじくじくになって、入らなかった」との返事。「そんで、今日か明日、お医者さんに行って、って言われた」というので、土曜の午前は仕事に行こうと思っていたこともあり、その足で皮膚科へ。

まーとにかく、家に蚊が多いし(この間も夜中の1時ごろ起き出した夫は、我々の寝室で10匹!以上倒したという)娘は息子と比べてもよく刺されるし、で、木曜、娘は「数えたら蚊に刺された痕が36箇所あるよ、Cちゃん」とのたまっておりましたが、ま、実際、体中、可哀想なことになっております。蚊取り線香とか、焚いてはいるんだけどねぇ…。子どもって、蚊に刺された痕が、結構長く残るんだよね、これがまた。親の私が見ても、「これ、何か、発疹の出る病気??」と焦る時があるぐらいで、保育所でも同じことを思われたらしい。
「水疱瘡かな」とお腹や背中も見られ「Cちゃん、水疱瘡はやったよ」と返事し、「手足口病…?」と呟く先生に「口の中にはボツボツないよ」と答えたと言う娘。いや、わたしもつい、手のひらとか足の裏とか確かめてます。そんなところには何もないので手足口病ではないし、水疱瘡は確かに罹患済み(と、保育所にも届け出てある。先生もその届け出をめくって確認していたそうです)。

まぁとにかく、かきむしったらしい水ぶくれ状態のところは、やはり「とびひ」の始まり状態とのことで、皮膚科で外用薬と内服薬もらってきました。それはともかく、皮膚科へ行ったら、受付で「40分ぐらい待ってもらうことになる」と言われたので、すぐ傍の本屋に、しばらく行ってたのですよ。息子が「てれびくん」の最新号を買いに連れて行け、と、数日前から五月蝿かったし。
で、もしかして?と見てみたら、最新刊の5巻だけ、あったんです、パリパリ伝説。(あー、長い前置き。)

5巻ぐらいになると、もう、「フランス」に対する驚きは薄れてるのか、それとも最初から、こういう淡々とした漫画なのか、それは分かんないのですが、この淡々としたところはいいですね。パリを過剰に持ち上げるでもけなすでもなく、ごく普通の生活者から見たパリ、っていうか。
なんか、作者さんが、旅行好きで、そうとう色んなところをまわったことのある方のようで、「あこがれのパリ」でもなく「冷たくて厭なパリ(往々にしてあこがれの裏返しだったりするような)」でもなく「普通のパリ」であるのは、そういう、世界のあちこち、異文化を冷静に見る目がある人ならではなのかなー、と思います。

なにしろ私なんか2年しかいなかったし、いたのも、もう10年前だし、なんだけど、そうそう、そうだよねー、とうなずいたり、しみじみしたり。
冬がさ、ホント、暗いんだよね。青空の日がめったにないの。寒さがどうこうというより、あの、どよーんとした灰色の空、そして、日の短さ、あれが本当にいや、冬って。だからこそ、みんな、夏が好きでバカンスが大事なんだな、って、私も、冬を越してみてから思いました。私がパリに着いたのは3月の終わり頃で、最初の夏は、そんなに夏の有り難味ってわかんなかったものな。日が長いなー、とは思ったけど。

「スリミ」(かにかまぼこ)をフランスに紹介した人、なんてのも出てきましたね。あれの名が、フランスではなぜ「スリミ」なのかの謎解きも。なんと芸のない?ネーミング。いいけど。

私がいた頃も、日本のMANGAは既にけっこう人気がありましたが(日本書籍の店って、漫画コーナーだけやたらにフランス人がいたりしたし、「天使禁猟区」とか、こんなの(失礼)までフランス語訳が出てるんだ?とかね)なんか、漫画関連のイベントってのもたくさんあるんですねー。アングレームのはMANGAと関係なく昔からのイベントだと思ったけど。

パリじゃ、JAPAN EXPOなんて、漫画を中心にした日本文化紹介イベントが15万人以上の人を集めている…って、どこかで読みましたが(そういや今年は聖飢魔Ⅱもこれに出るのだった。いや、一番の注目は「モーニング娘。」だろうけど。)私、このイベント、多分第一回か第二回を見にいったことがあると思うんだよね~。(どっちも2000年の開催らしいので。)いやー、もちろん、今のようなノール見本市会場なんて大きい展示会場ではなかったし、地味~なこじんまりしたイベントだったという記憶なのだが。ノールっつったら「プルミエール・ヴィジョン」とか「メゾン・エ・オブジェ」とかやるとこじゃん!(←どっちもフランスを代表する見本市。)

パリパリ伝説は育児漫画でもある(?)ので、育児話も興味深いです。誕生会とか、大変そうだぁ。招待状書かなきゃいけないんだもんね、招待状!(フランスは文書社会なので、ちょっと大事なことはなんでも書かないといけないんだよね~。これが外国人には大変なんだが。)
そういや、うちにある絵本「フランスの食事」を、この間、娘にせがまれて読んでやってたら「フランスでは子どもの誕生会みたいなパーティはやらない」って書いてあったけど、それ、いつの話?私がいた頃でも、マクドナルドを借り切って誕生パーティとか、話には聞いた気がするぞ。そりゃ、伝統的なイベントじゃないのかもしれないけどさぁ。(それ言ったらハロウィーンとかも、今時のフランスの子はやるもんね?あれも伝統的では全然ないと思うんだけど。)

明け方まで若者が騒いで、旦那さんが苦情を言いに行く話。「年寄りになったみたい」という旦那さんの呟きに実感がこもりますね。もともとは騒音に非常にうるさい国なので(夜10時以降はトイレの水も流しちゃダメ、って、よく「フランスで暮らす」みたいな本に書いてあります。私が住んでたところはオスマン式とかじゃなく新しい(面白みのない)建物だったので、私はトイレぐらいは流しちゃってましたが…)でも、やっぱ若者だとこういうこともあるんだー、とか、ちょっと驚き。(年寄りの多いところに住んでたので、こういう経験はない。)

というわけで、是非とも1巻から全部、読みたくなりました、パリパリ伝説。きっと、へえー、とか、そうそう、ってのがてんこ盛りな予感。あ、身分証明書がなくて警察に連れてかれた、という話があるらしく、それに特に興味津々。

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by mmemiya | 2010-07-03 22:04 | 読んだ本

ビズという習慣

子どものほっぺにちゅ!をする母が、私だけではないと知って安心しました(笑)。しかし、保育所でのお別れ時にそれやってる母は、やっぱり多くはないんじゃないの?という気もする。
ブラジル人のお母さんが、投げキッスしてるのなんかも見るけどね。

ちなみに、娘と私がやっていると、息子も(ちょっともじもじしながらも)自分もやって欲しそうにします。小学2年生、まだまだ可愛いもんです。(まぁ、うちの息子は、人前で未だに抱っこをねだる甘えたがりですが…。)

ちなみに、私と娘は、たまに、「フランス人のあいさつ」もやります。左右のほっぺにそれぞれキスする奴ですね。キスと言うか、頬と頬を軽く触れ合わせて、口で音だけ出したりもするんだけど。このあいさつをフランス語では「ビズ」と言います。
いわゆる「ハグ」は、少なくとも私は経験ない。あれはアメリカっぽい気がしますがどうでしょう。

じゃあヨーロッパならどこでもビズをやるか、というとそうでもなく、ドイツ人は、家族以外の人とはこの種のあいさつを(めったに)しないそうです。ドイツ人がこのフランス人の習慣を、さも軽蔑しきったように語るのも聞いたことあります。
検索してみると、北欧もあんまりしないらしい。イギリス人もあんまりしないのかな?なんとなく、判るような気もしますが。

国によって、回数も違うそうな。パリでは通常、左右1回ずつの計2回だと思うんだけど、フランスでも南の方へ行くと回数が多いとも聞きます。実地に確かめたことはない。(ネット上には県別の回数統計があった!けど。)オランダは3回だとか。

フランスでは原則、男同士はやらないと思いますが(女性同士、男性と女性では、親しければ普通のあいさつ)これも、南仏では男同士でもすることがあるとか、アラブの人は男同士でもやるって聞いたな。ネット検索すると、イタリア人も男同士でもするそうです。

あと、どういう時にするのか、ってのも、国というか文化によって微妙に違うみたい。「久しぶりに会った時」なのか、「毎日会ってても毎日」なのか。フランスは後者の方ですな。ホームパーティなんかの場合だと、まず、最初にようこそのビズ、帰りにさよならのビズ、とかね。私はフランスの会社の状況を良く知りませんが、通常、出勤してきたら同僚とビズ、帰宅する時もビズ、らしいです。毎日毎日。

誰とするのか。あんまり、初対面ではやんないですかね。でも、友人の友人だったりすると、初対面でもありかも。若い人だと特に。

あとは、右から来るか左から来るか、たまに戸惑う時もあります。大抵の人は右からじゃないかと思うが、フランス人でもまちまちのような。ハンガリーは左からだと、これまたネット上に書いてありました。そうだっけ?ハンガリーの女性とは、何回かビズしたことあるけど、思い出せないな~。(脇で見ていた日本人男性が驚いていたことだけをはっきり覚えている。この日本人男性、アメリカ生活経験がある人でしたが、アメリカではやらないのかな?ハグせず頬と頬だけ寄せ合うってのが、逆に妙な感じだったりするんだろうか。)

実はね、その文化圏に暮らしてる人にとっても、けっこう、難しいらしいですよ、適切なあいさつ。
youtubeをbiseで検索すると、色々面白いものに出会えました。フランス語のものがほとんどなので、分かりにくいかもしれませんが、こんなのとか、面白かったです。



これはまぁ、とりわけ外国人は戸惑うものだ、って話なんですけどね。
4点、問題があります、と言ってます。「いつ」「誰と」「どうやって」「何回」。特に「何回」はフランス人にとってもけっこう難しいらしい。そういう意味では、我々は「外国人ですから~」ってのが通用する分、気楽でいいかも。

追記:英語交じりなので、こっちの方が雰囲気が伝わるところもあるかな?パリは4回、ってのは、えー?という感じですが。


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by mmemiya | 2010-06-20 21:34 | フランス関連

娘、結婚を語る。

まもなく6歳になるうちの娘は、やたらと私に「ほっぺにちゅ」を要求する。これは、こんな癖をつけてしまった私がまずかったかなあ、と思わなくもないんだけど、ま、まだ当分は、可愛いもんだ、ということに(無理やり)しておこう。

今日、私がぽろっと、あんまりこういうことやる人はいないかもなぁ、と言ったら、娘、「ジョアン君(仮名)のお母さんは毎日してるよ」。うん、それは、文化の違いって奴だ。

「でも、他の子はあんまり、ちゅなんて知らないかもね、あ、でも、Hちゃん(最近の娘の一番の仲良し)のお母さんは知ってると思う。だって結婚してるから」とのたまった娘、ふと、
「おとうさんとおかあさんはちゅってしたことあるの?」と聞く。

「お父さんとお母さんの結婚の写真(注)に、お母さんのほっぺにお父さんがちゅってしてる奴あるじゃん」と答えたら、

「え、なんか、きもー」などと言う娘。どこで覚えてくるんだか知らないが、私は「きもー」という言葉が大嫌いなもので、「きもーなんて言うんじゃない」と叱る。すると娘、

「だって、知らない人とちゅするなんて、ちょっとやだなーと思って。」結婚相手が「知らない人」かよ!と思いつつ、

「だからさ、ちゅ、ってしてもいいと思う相手と結婚するんだよ」と答えたら
「じゃあ、あたしは兄ちゃんと結婚する」ですと。喧嘩ばかりしていても、やはり兄ちゃんは好きらしい。

「きょうだいは結婚できないよ」と教えたら
「え、違うよ、双子は結婚できないけど、きょうだいはいいんだよ」と自信を持って答える娘。いったい、その発想はどこから??


注)結婚の写真、とは、パリで、タキシードとウェディングドレスを着て撮った写真。夫婦では「コスプレ写真」と呼んでいたが、衣装レンタル、メイクの上、ベンツのリムジンで、パリ市内をまわり、3箇所であれこれ撮影した。(そういや、結婚するより1年近く前だな、撮ったの。)本来、パリ市内の教会で結婚式をする日本人カップル向けのオプションサービスとして、日本の海外ウェディング会社がやっていたのだが、電話して「オプションだけ申し込んでもいいですか?」と聞いたらオッケーだったので、写真撮影だけやったのです。それだけついて、10何万円だったかなぁ。
ちなみに、バックにエッフェル塔とか映ってて、見栄えはいいですが、パリのことですので、足元はゴミだらけ。カメラマンさん(日本人)が、ゴミを足で蹴散らしながら、アシスタントの人に「今度から、ほうき持ってこないとダメだよ」とぶつぶつ言ってたのが忘れられない。「ほっぺにちゅー」写真は、カメラマンさんが「僕のお願いを一つだけ聞いてください」とか言って要求してきたポーズです。まぁそんなことも、ああいう時ぐらいしかしないので、いい思い出といえばいい思い出ですね。
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by mmemiya | 2010-06-17 22:53 | 子育て、子育ち

おいしいものを食べに行く

古くからの友達と、おいしいものを食べに行ってきました。

お互い独身だった頃はすぐ近くに住んでいたし、一緒に旅行なんかもよく行きましたが、今は、年に1度か2度、おいしいものを食べに行く、程度にしか、なかなか会う機会がありません。
そんで、会って何してるかって、10年1日というか、会うのが1年ぶりだろうが1週間ぶりだろうがあんまり変わらないような会話をしてるだけって感じですが、まぁそれが、古い付き合い、というものかもしれません。

で、このところずっとフレンチを食べに行っているような気がいたします。今回もまたフランス料理。シェフ一人で全てを切り盛りし、わずかカウンター10席のみ、というお店です。この土曜の夜は、我々含めて3組6人のお客さんでした。噂に違わずおいしかったので満足満足。
ついでに、私たちは二人であわせてワイン1本空けられるかどうか、程度のアルコールしか受け付けないため、あんまり色んなお酒を楽しむ、ってのは、普通の店では難しいんですが(ワイン主体の集まりって、やっぱ、大勢で集まって、ワイン1本が一人につきグラス一杯程度になる、って感じなのでは?)今回は、グラスワインでもどんどんいい銘柄のワインを出してくださり、なんと、一人4種類ずつワインをいただける、という、飲み物に関しても、大変贅沢な時間を過ごしました。
(普通、グラスワインだと、ちょっとお料理に比べて残念、なんてこともありますからね…。)

後でネットで見たら、なんか、ワインショップがプロデュースしてるお店なんだとか?なるほど、だからあんなに惜しげもなく?ワインを出してくださるのか、と、ちょっと納得。清算をお願いするまでワイン代がいくらになるかわかんなかったので、ちょっとドキドキもしていたのですが、料理代の半額、というのは、まぁ普通の線なのではないかと。料理の方も、使用されている食材とか考えるとお値打ちだと思うし。

そして、なにより、量が程よい。実を言うと、10年前なら、私、このお店について、「味はいいけど、<フランス料理>じゃないよなー」という評価をしたんじゃないかと思うのね。
フランスに行ってなにより圧倒されたのは、レストランでの量!のすごいことで、星付きレストランなんかだと、もちろん皿や盛り付けにも気配りが行き届いているのですが、それでも、日本でそれまで経験してきた「ちまちまと綺麗」ってのとは、全然違ったんですよ。フランス料理って、ちょっとずつの料理が次々出てくるもの、と、漠然と思っていたので、よほどのレストランの凝ったコースでない限り、突き出し、前菜、メイン、デザート(と別にちょっとした焼き菓子とか)しか出ない、と知ったのも驚きだったし。
で、日本に戻ってきてしばらく、日本の普通のフレンチレストランが、「フランス料理もどき」(失礼)にしか思えなかったところがあって。

しかし、この年になってみると、もはや、本場のような量は胃が受け付けない。もし仮に、またフランスへ行く機会があるとしても、もうレストランは楽しめないのか…と思うと、ちょっと悲しい気分ではあるのですが、ともあれ、ほんのちょっとずつの小奇麗な料理が何皿も続く日本の「フレンチ」も(大体、なんで英語を使うんだろうな、ここで。日本のフランス料理はアメリカからの影響とかで出来たってこと?)それはそれで、日本にあったもの、ってことなんだろうな、と思えてきた昨今です。

というわけで、昨日のお料理は、正に、正統派の日本のフレンチ(??)の見本のようでございました。
シェフ一人で切り盛りなので、基本的に、料理はお任せです。最初に、今日のコースの料理名を見せられ、食べられないものがないかは聞いてくださいます。

最初に出てきたのが、フォワグラソテー、カカオとフォアグラのムース、トウモロコシのミニパンケーキ。ソテーの方はまぁ普通、でしたが、ムースがフォアグラの重さを感じさせない軽やかさ。そして、パンケーキが、すごいトウモロコシの甘い味がして、そしてふっわふわ。どうやったらあんなのが出来るんだろうな。

次に、魚介類にフヌイユとレモンのソース?をあわせたみたいなもの。(既に正式な料理名は忘れた。)ムース状のフヌイユソースと混ぜて食べる魚介類が、ウニ、あわび、ほたて、ズワイガニ(多分)と、まぁゴージャスなこと。(後で、隣のカップルへの説明が聞こえてきて、オマールも入っていたと分かりました。カニとオマールの区別が付かない私の舌には過ぎた料理・・・。)

そんで、キンメダイのポワレのアーティチョーク添え。アーティチョークが、あの花びら状の状態のまま何枚か並べてあって、食べ方が分かるか聞かれてしまいました。つぼみ(あれは巨大なつぼみなのです)まるごと茹でて、一枚一枚花びらをむしっては、根元の部分だけしごいて食べる…と、フランスの食材を紹介した本には出ていましたが、「まぁ、女性ですので、スプーンで、食べられる部分だけ切り離してください」とのこと。はい、そうですね。フランスで、一度、自分で茹でてみたことあるんですが、残念ながらあんまり美味しいとは思えなかったんだよね。今回は美味しくいただきました。何が問題か。やっぱ塩加減とかか?

最後は、子羊に野菜のエチュベ添え。(エチュベ=蒸し煮、です。ヴァプールとどう違うのかって言われると分かりませんが、本当に「蒸す」だとヴァプール、かなぁ。)羊、大好物なのですが(あと、肉では鴨が好き。)う、ここで羊か、と思ったら、拍子抜けするほどちょびっとでした(笑)。これは確かに、美味しくいただける量ではあります。若かったら確実に物足りないが。

料理の後は、チーズがコースに入ってる。デザートと二者択一でないのがまた嬉しい。4種類出てきて、苦手なものがなければ全部切ります、と。強いて言えば、熟成した山羊乳のチーズが、ちょいと苦手な私ですが、そこまでは言わず、全部いただきました。ウォッシュタイプでポン・レヴェック(わぁい)、青かびがロックフォール(確かパピヨンとおっしゃった筈)、シェーブル(山羊乳)も出ましたが、ごくクリーミィなもの(よく考えれば、春先に子どもが生まれて乳が出始めるので、この時期のシェーブルに熟成ってのは考えにくい)、白カビがブリア・サヴァラン。チーズも、本当にそれぞれが一口サイズで、フランス人なら暴れる(笑)。まぁ私はもう、これでいいです。

デザートが、最初に、パッションフルーツを絞ってシャンパンとあわせたもの、次に、アーモンドのアイスが出て、「まだ食べられますね(笑)」と、最後に、アスパラガスのフランにコニャックソースをかけたもの、が出てきました。そして食後のコーヒー。これだけ食べて、お腹が苦しくない。素晴らしい。

ワインの方は、最初にシャンパーニュで乾杯。次に、オーストラリアのシャルドネ、次に、フランスのシャルドネ(ソーヌ・エ・ロワールのどこかの…。その場では名前を見てもすぐ忘れてしまう・・・。)最後に、サンテミリオンをいただきました。満足満足。

いやあ、心の洗濯をいたしました。これでまた、明日から、気が重い毎日を頑張らねば。ば。
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by mmemiya | 2010-06-06 21:26 | 日々雑感

ちょい食べすぎ at リトルワールド

日曜日、子ども達と「リトルワールド」に行ってきた。

実は、同じ犬山市にある「明治村」に行くつもりだったのだが、なんだか、相当手前から、渋滞がものすごいことになっていて、「これはとても無理!」と、急遽、行き先を変更したのだ。明治村で蒸気機関車に乗るつもりだった息子は、「帰ったほうがマシ」だの、ものすごく不貞腐れていたが、実際に、リトルワールドに着いたら、元気に駆け出して行きました。なんのこっちゃ。

ここは、子連れで来るのは3回目、かな?昔、私は、友達の結婚式、なんてのでも来たことがある。もう20年近く前じゃないか。全然知らない通りすがりの人にも祝福されて、へえ、こんな結婚式も悪くないなぁ、なんて思ったものでしたが…。

そういえば、前回は、世界の冷たいデザートフェアだったかなんだったかの時に来たんだけど、その時、食べられなかったものを、またいつか食べられると思っていた(フェアというものを理解していない)娘、しばらく前に、「もうそれは、あそこへ行ってもないよ」と聞かされて号泣してました。その後、一応、自分なりに納得はしたみたいだけど。

今回は「世界の屋台料理」をやっておりました。前に公式サイトで見た時に、フランス編として「ガレット」が出てるのを見つけて、私は断然、この中ならガレットだな、と思っていたのですが、今回、入口にある写真を見たら、子ども達も、二人とも、ガレットがいい、という。
それでは、一番奥まで頑張って歩くよ!(一周約2.5キロの楕円形のルートに沿って、世界の家々が並ぶのだが、ヨーロッパエリアは入口から一番遠い)というわけで?歩き出す前に、ブラジルの「チーズパステル」で腹ごしらえ。あれ、これ、前に来たときも食べたな。平たい大きな春巻きみたいなので、中にチーズが入ってます。けっこうボリュームあるのですが、一人一個食べたい、という。まぁいいけど…。
で、新しくなった(というか、新しい建物が加わった)アイヌの家とか、インディアンのテントとか、ペルーの大農園領主の家とか、あれこれ覗いて回りながら、途中、ハワイのコナコーヒーも飲んで(200円という値段にひかれた…。子ども達にはグァバジュース)けっこう時間がかかって、ドイツ・バイエルン州の村、そして隣のフランス アルザス地方の家に到着。ガレットはここで食べられました。
久々に食べたガレットは美味しかったです。ちょいとチーズの塩気が強かったけど。本場ブルターニュへ行けば、ガレットの中味も色々ですが、今回のは、チーズとハムと卵、いわゆる「コンプレ」(完全)ですな。ホント言うと、シードルが欲しかった。この塩辛さと、シードルのほの甘さがあうんだなぁ、と、今さらながらに発見(?)。まぁ、アルザスでブルターニュ名物を食べるので、文句は言えませんが。グラスワインならありました。アルザスなんで、アルザス名物、タルトフランベ(ピザみたいなもの)も常時置いてあります。あれも美味しそうではありました。
バイエルン州の広場では、ラクレットも売ってて(これは「世界の屋台料理」としてではなく)、いやー、それもちょっとは興味あったんだけど・・・。あ、ラクレット、というのは、じゃがいもとかに溶かしたチーズをかけたもので、フランスの山岳地方やスイスの名物です。
この広場にはトルコ料理の店も出ていて、子どもらにせがまれて、トルコの伸びるアイスを買う。一つだけね。

で、サーカスを見たかったので、ここで来た道を引き返すことに。(先へ進んでも、また入口に戻るのだけど、つい、色々な家を覗いたりして歩いていくと、サーカスの時間に間に合いそうにない、ということで、引き返しました。)途中、娘は、バリ島の「ワルンバリ」にあったマンゴーも欲しがったが、さすがにちょっと食べすぎでしょ、と止める。
野外ホールに陣取って、サーカス鑑賞。ここのサーカスが評判いいのは知ってましたが、見るのは初めて。色々なアクロバットとか、手品みたいなのとか、かなり楽しめました。これを見ながら、山形の力こんにゃく、ロシアのピロシキ、そして、これはどこの国の、というわけではないが、カレーパンを更に食べた…。

入場料がちょっと高いんで、何かの割引時でないとなかなか来られないのですが、来るとつい、色々なものを食べ過ぎて?しまうリトルワールド。いや、本当は、沖縄でサーターアンタギー買いたかった…!台湾の刀削麺も食べたかったし、韓国料理の色々は、まだ食べたことないけど、あれも美味しそうだよね。前に食べたインド料理もけっこう美味しかったし。また、けっこう歩くもので、つい、ちょっと買っては食べ、してしまうのだな。(娘は、途中で転んで足がいたい、とかいって、時折、我々を追い抜いていくバスに乗りたい、と繰り返したが、バス代は高いのだ。)おお、ネット情報によると、ドイツのソーセージの評判もいいなぁ。

民族衣装を借りて記念撮影をするのも人気があるようです。特に、バリ島では、ものすごい大勢の人が衣装を着ていました。露出度高いのでちょいと寒そうだったけどね…。あとは、ドイツの民族衣装の人が多かったかな、今回まわったエリアでは。

貸衣装も、料理一品一品も、数百円とかでいいもので、ついつい、ちょっとずつお金を使ってしまい、最後に計算してみたら、うわあ、ってなことになる恐ろしい(?)施設ですが、また、何か、美味しそうなフェアと楽しそうなサーカスの時には行きたいなぁ。
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by mmemiya | 2010-03-29 21:02 | 日々雑感

効果絶大「バイターストップ」&三銃士続き

本日、息子より早速報告。
「いっぺん、なんとなく爪噛もうとしちゃったんだけど、うわー苦!!って、すぐ口から出した。これは効くんじゃないかなー。止められるんじゃないかと思うよ。」とのこと。そーですか。止めた方がいいという意識が本人にあったのかどうか?ですが、それは結構なこと。

しかし、娘が「手で食べるおやつ(クッキーかなんか)だったから苦くなったよ。それに、自分では、指なめてないのに、寝てる間に舐めてたみたいで、朝からずっと口の中が苦くてイヤ」という。まぁ、娘は爪噛みはしてないので、しばらく使用は見合わせようかと思います。

とりあえず、私自身はどんな味か試してませんが、バイターストップ、効果絶大、のよう。入浴後に指を口に入れてもまだ苦い、とか言ってたしな。(商品には、2日に一回程度使用しろとか書いてあります。)


さて、三銃士、あらかた読み終えましたが、私が子どもの頃、大のお気に入りだった、敵の攻撃受けながら、ナフキンを旗にして朝食を摂る場面を読んでいて、おや?と思った。アトスが、宿の主人に「シャンパン酒」をつけるように言うんだけど、主人はアンジューのワインを持たせるんですな。で、飲み始めたアトスが気づいて怒る、というエピソードが出てくる。
現代なら、シャンパン酒といえばあのシャンパン、他方のアンジューといえば「ロゼ・ダンジュー」ってところですが、ルイ13世の時代ってことは、シャンパン、即ちシャンパーニュ地方で作られるワイン(のことも、フランス語ではシャンパーニュというんだが、その英語訳が「シャンパン」でしょう。)は、当然、まだ、発泡するワインじゃないんだな。
調べると、シャンパーニュ地方で泡の立つワインが造られ始めるのは17世紀。でも、それ以前からシャンパーニュのワインは高級なものとされていた・・・と、それは確か、戸塚真弓さんの本で読んだ。アンジューの評価は知らないが、だからアトスが怒るわけだな。でも、泡が立つワインと泡のないワインとでは、さすがに誰でも誤魔化されまいが、宿の主人はもしかしたらアンジュー出しても、「シャンパン酒」との違いは分からないかも、と踏んだわけだ。アンジューも、ロゼではなく、赤ワイン、と書いてある。泡の立たないシャンパン、どんなワインだったのかしら。
あと、読んでいくと、昔読んだ児童書の挿絵がまざまざと脳裏に甦って面白い。フェルトンに抱きかかえられて逃げ出すミレディーはあんな絵だったなぁ、とか、アトスと再会するミレディーは、そうそう、まさに帽子をかぶるところだったよね、などと。

全然毛色の違う本だが、書店をうろうろしていたら、新刊の文庫で「世界ニホン誤博覧会」なる本を見つけ、買って読むほどのものかなぁとは思いつつも、つい購入してしまった。その後、子どもの泳ぐ様子を見ながら水泳教室を待つ間に読んだら、人がいっぱいいるってのに、笑いが止まらなくて参った。ま、そう何度も読み返すタイプの本じゃないけどね。あと、コメントはけっこう蛇足っぽいところもある。要するに、世界中で見つけた珍妙な日本語をあれこれ集めてあるのだが(著者には「日本語でどづぞ」という本もあるらしい。「う」と「づ」って、点が一個多いかどうかだけだもんなぁ、言われてみれば。)ま、ニホンにも珍妙な英語が溢れてますから(Engrishって奴ね)お互い様、って感じで。地域によって傾向の違いがあって、ヨーロッパでは、間違った日本語とか、カタカナの「フ」とひらがなの「つ」をごっちゃにしてる、みたいなものはあまり見かけない代わりに、なんだこれ?なんでここにこんな日本語が?という奇妙なインテリアデザインと化した日本語が多いらしい。(今、実物の本を妹に貸しちゃったので、実例が余り思い出せん。)漢字だけのデザインなど、「これ、日本語じゃなくて中国語のつもりなんじゃないの?」と言いたくなる例もいくつか含まれてはいたが、確かに、私もそういう例は見たことがある。
10年前、フランクフルト・メッセ・アンビエンテ(「ダイニング、リビング、ギヴィングDining, Living und Givingの国際メッセです。毎年90ヶ国から約14万人の業界関係者が訪れます。正味19万平方メートル以上の広さの会場で、4,500の出展者が、住まいの装飾品、テーブル食器、贈答品、宝石、そのほか数々のインテリア関連製品を紹介します」と、ドイツ観光局のサイトには書かれている)の会場を歩いていたら、確か壁掛け時計で、筆文字のような活字で「湖のそばにも鉄道」って字が添えられたものがあった。その、全く意味を成さない言葉の余りのインパクトに、言葉だけは今でも覚えてるが、実は、商品自体がホントに壁掛け時計だったのかは、もはや記憶は定かではないが。
湖のそばにも鉄道。一体、それは何??
きっと、日本を訪れた外国人にも、同じような衝撃って、いっぱいあるんだろうな。
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by mmemiya | 2010-02-12 22:43 | 子育て、子育ち

カフェインレスインスタントコーヒー飲み比べ

昔は、私は紅茶党だった。
実家にいた頃、私や妹は、たまに大きなデパートなどに行くことがあると、その度に、買ったことのない紅茶の缶を買っていたような気がする。おかげで、開封済みで飲みきれていない紅茶缶の多かったこと!毎朝のように紅茶を飲んでも(そうそう、私って結婚するまでは朝ごはんはパンだったんだわ)消費が追いつかないぐらいだった。

ひきかえ、コーヒーは、自宅で飲んだことがなかった。小学校低学年ぐらいの頃は、母がインスタントコーヒーを時々飲んでいたので、存在だけは知っていた。妹は時々、ねだってコーヒー牛乳にしてもらって飲んでたかな。高校生になってすぐの頃だったか、妹と二人で喫茶店に入って、何か格好イイモノを飲んでみたくて(笑)どんなものか知らずにエスプレッソを頼んだことは覚えている。あの時の私、あれを飲み干せたんだっけ?

そのうち、母が家でコーヒーを飲むことは減った。前述のように我々姉妹が紅茶を増やしたからかも?たまに、ドリップパックのコーヒーを飲んではいたかな。ともあれ、私は就職してお茶くみやるとき、インスタントコーヒーをどの程度入れていいものか、見当がつかなかった記憶もある。
ただ、たまに上司や同僚と昼食に行くと、けっこうみんなが食後のコーヒーを飲むので、なんとなく、私も食後にコーヒーを頼んでみたりするようになった。

で、フランスに行くと、基本的に、外で飲む紅茶は不味かった(笑)。今は変わってるかもしれないし、たまに、洒落た店で紅茶が美味しいところもあるようだったが(マリアージュ・フレールなんてのもあるしね)そこらのカフェで紅茶なんて頼むもんじゃない。おかげで、カフェではカフェ・クレーム(カフェオレのこと)、食後は当然のようにカフェ(単にカフェといえばエスプレッソのこと。エクスプレス、とわざわざ言わなくてもエスプレッソが出てくる)、ちょっとコーヒーは、と思う時はアンフュージョン(ハーブティ)という習慣が身についてしまった。

で、なんとなく、結婚後も家では、日本茶以外ではコーヒーを入れることの方が多くなってしまった。最近、エスプレッソマシン、しまいこんだままだけど(笑)。職場では日本茶党だったけど、このところ、インスタントコーヒーも飲む。

ところが。胃食道逆流症、と言われてずいぶん経つけれと、このところ、どうも、コーヒーを飲むと軽い胸やけに襲われていた。そういえばカフェインがダメなんだよなぁ…と思っていたところ、たまたま(普段は行かない)スーパーで、ネスカフェのカフェインレスインスタントコーヒーを見つけた。へえ、こんな商品があるんだ、と初めて知って、試しに買ってみたら、やっぱり、全然胸焼けしない。(当然ながら眠気覚ましの役には立たないけどね!)

調べてみると、カフェインレスコーヒーは、デカフェとかディカフェ、とも呼ばれるらしい。そういや、フランス語でもデカフェイネだもんな、と思って、自分の中からそんな単語が出てきたことに吃驚。そんなもの、注文したことも全くないんだけど、なんかの会話集の単語帳にでも出てたっけ?(カフェ・アロンジェなら、エスプレッソじゃないコーヒーが飲みたいお客さんのために注文したことはある。エスプレッソをお湯で薄める、という、ある意味凄い淹れ方をしたコーヒーだが、アメリカンコーヒー的なもの、っていうとそれになっちゃうのだ。私は見たことないけど、エスプレッソとお湯が出てきて、自分で薄めろ、って店もあるそうな。)
話が脱線したが、とにかく、カフェインレス、とか、デカフェ、というキーワードで調べると、けっこう、色んな商品がある模様。妊婦さんとか、夜、眠れなくなると困る人、とか、あとは、やはり病気でカフェイン摂取がよろしくない人とか、色んなニーズがあるわけだ。

で、手近で手に入るのはネスカフェのしかなかったんだけど、調べてみたら、アマゾンで他に2種類、扱っていたので、試しに買ってみた。(ついでに、ここらの本屋で全然見つからない「双調 平家物語」の5巻も注文。)

届いたので、折角だから、3種類飲み比べてみた。でも、コーヒーやお湯の計量を厳密にやったわけでもないので、濃さなんかけっこう違うかも。それに、好みは勿論、人それぞれなわけだが。

・ネスカフェ…なんというか、特徴のない味です。まろやか、といえばそうなんだろうが。苦味も酸味もほとんど感じない。

・マウントハーゲン…すっごくよくローストされてる!みたいな、苦味というより「焦げ」って感じの風味。「焦げ」って言葉は良くないか。焦げ臭いわけではないです。香ばしい、って奴。ネスカフェに比べて、ものすごく「濃い」と感じる。ちなみにこれは「オーガニック」でもあるそうな。

・クライス…マウントハーゲンほどではないが、香ばしさはかなり感じる。あと、酸味もかなり感じる。(マウントハーゲンにはあまり酸味は感じなかった。)酸味だけが突出してる、とは思わないけど。

今のところの感じでは、私の好みに一番合うのはマウントハーゲンでしょうか。(これは、きっとミルクにも合う。)もうちょっと何度か飲み比べると、また意見が変わるかもしれないけど。
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by mmemiya | 2010-01-28 23:08 | 日々雑感