ピアノの練習、娘は「練習は?」と聞くとすぐに始めるのだが、だからと言って、手がかからないか、といえば、まるでそうではない。
息子は、間違いを指摘されると不貞腐れる。娘は、間違いを指摘されると泣いて怒る。どっちもどっちだ。
息子はこのところ、初めて弾く曲でも、さすがに一人で楽譜を読んである程度の形にしていけるようになった。が、ただ、間違っているところの指摘の仕方が難しい。どうかすると、間違いを指摘すると拗ねて弾くのを拒否する。先生の指摘ですらこれをやる。やれやれ。
娘は、まだかなり感覚で弾いている。あと、やっぱ、前に兄ちゃんが弾いてたのをなんとなく覚えていて、なんとなくで弾いている感じも。「楽譜見なさい!」と言うと、「見てるもん!」と、やっぱり怒る(苦笑)。
初めて弾く曲をいきなり両手でやっていこうとするから、「片手ずつ弾いたら?」とか、あまりに左手がずれているので「右手のメロディを歌いながら左手を弾いたら?」とか、「右手のメロディを歌いながら、左手の入るところで手を叩く練習をしたら?」とか、色々こっちも口を出すのですが、そういうアドバイスも気に入らないらしく、ほとんど拒否される。親としたら、こっちの方が効率的じゃん、と思うんだけどねぇ。
娘はようやくサウンドツリー2(教本)の最後の曲。息子の方は、発表会終わって教本に戻った先生が吃驚。「あれ?サウンドツリー3って、まだこんだけしかやってなかったっけ?」
そうなのです、3の一番最初の曲が、たまたま今年、グレードテストの課題曲だったので、一番最初の曲の次は、数曲飛ばしてもう一つの課題曲をやって、そんでもって、発表会の曲を2曲、サウンドツリーの後ろの方から選んで弾いただけ。計4曲しかまだやってないのに、もうじき、3終了レベルのグレードテストを受けようなんて…。
ちなみに、サウンドツリー4終了でバイエル終了程度、なのだそうですが、ネット上でカワイで習ってる人の親御さんのブログとか見てたら、「バイエルは110曲ぐらいしかないのに、サウンドツリーは曲数が多すぎて終了までに時間がかかりすぎる」みたいな意見の人がいた。ははあ、なるほどぉ。
ま、確かに、1あたりは最初のうち、曲と呼べるほど弾くところはないかもしれんが、確か一応30曲ぐらいだっけ?2で30曲、3が34曲+ピース(ピースの方はどの程度弾くのか、まだ私には見当が付きません)16曲。4が3と同じぐらいだとしたら、ちょっと多い…ってことになるのかなぁ。よく分かりません。子どもも知ってる楽しい歌が多いのでいいんじゃないかと思うけど。
うちの場合は、土曜日に習いに行けるところという譲れない条件の下に探したらたまたまカワイになっただけで、サウンドツリーがいい教材なのかどうなのかも素人の私にはよく分かりませぬ。まぁ、二人とも、ピアノはまだまだ続けたいそうなので、それでいいんじゃないかとは思うが、しかし、もーちょっと親のアドバイスにも耳を傾けて練習しろよな・・・。(所詮、きっと4になったら私にはもう弾けないわ…って状態の母ですけどね。)