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La Lune Lunatique

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発表会終わり…

今年もピアノの発表会が終わりました。

まー、このところ、仕事が忙しかったのもあって、「練習しなさい」と言う以上のことは何も出来ず(って、もともとそう何もやってないけど)特に、上の子、ひどい出来。

娘の方は、ストリーボックの「金の星」でしたが、ちらっとミスはあったものの、まぁなんとか弾けたか、というレベル。(ただし、最初から装飾音を省いて取り組んで、最後までそのままでした。)

例年のごとく、練習不足だなー、という子も(うちの息子含めて…)けっこう多いし、小3ぐらいまでの子がほとんどなんで、そんなに聞き応えのある曲は多くないんですが、今回は、ホント、息子の引き際、というか、やめさせ際をしみじみ考えさせられました。

実際のところ、多分、弾く能力自体は娘より息子の方が上だと思うのだけど(これは夫も同意見)娘はそれなりに練習するので、まぁなんとか聞けるレベルには仕上がる、というタイプ。対して息子は、ピアノやめろと何回言っても「やめたくない」という癖に、言われなきゃ練習しない。学童で宿題やってこなくて、家で練習時間が全然取れない日も度々。習い始めた最初の頃はともかく、もうそろそろ、指が回ってないのが明らかになってきた。

発表会を見ててしみじみ思うのは、やっぱ、ピアノで弾く意味があるのはポピュラーソングじゃないなー、ってこと。
毎回、歌謡曲を弾く子とか、ディズニーの曲を弾く子とかいるけれど、ピアノじゃない楽器で弾いた方がいいんじゃないの?って思えちゃうんだよね。最初からピアノ用に作曲された曲(別に、いわゆるクラシックだけじゃなくって現代曲も含む)を聞いた後では、なーんかつまらないなー、と思える。ただ、正直、こういう曲って、<年数だけは多少続けているが、年齢相応のクラシックを弾くのはちょっと出来ない…>っていう層の受け皿になってるんだろうな、と思ってしまうわけよ。

うちの息子も、来年の発表会には小4である。今回も、プログラム貰ったときに、息子の次の子が弾くのがチューリップのラインダンス、と知って、げ、そんなレベル差が際立つプログラム順…と思ったのだが、かといって、もう、幼児に混ぜてもらう年でもないわけで。来年一体、あの子はどの程度の曲が弾けるっていうのか。ギロックとかで、なんとか、そこそこ聞き映えして、かつ弾ける曲があるのかなー、ってな感じですか。申し訳ないけど、私としては発表会にポピュラーソングを持ってくるのは勘弁だわ。それなら、ピアノで弾くなんちゃら、なんて楽譜はいくらでも売ってることだし、それなりのお値段の月謝を払うのなどやめて、独学で弾いてくれればいい、と思う。(というか、本人にはもう何度も、習いに行くのを止めろ、別に家で勝手に好きな曲を弾く分には構わないんだから、と言ってるんですがね…。)

娘は、多分、けっしてピアノの上手な子ってことにはならないと思うのですが、練習し続けるなら、そんで、弾くのが好きなのならば、特に止めさせる理由はないだろう、と思われます。あと一年で、人形の夢と目覚めを弾ける位のところまでいかないかなー、とか、発表会前には勝手に考えてましたが、今日、弾いた子がいて、聞いてみたらやっぱ後半は相当に難しそうでした。娘本人は、人形は人形でも、今回弾きたがっていた曲の中に、ギロックのフランス人形が入っていたが、ペダルが入るけど、あれは一年後なら十分弾けるでしょう。

それにしても、去年は、発表会が終わってから、コンクールのお話があったのですが、今回は発表会の前日、発表会前の最後のレッスンで、もう、コンクールはどうするのか、というお尋ねが。
去年、非常に大変だったコンクールなのですが、娘は今年も出たいという。しかも、今回は小1までコースではない方で。
さすがに息子は出るとは言いませんでした。(そんなこと言ったら、親がどう反応するかはさすがに分かっているようだ。)

その代わり、先生から、9月ぐらいまでに今の教本を終えて、次の本に入って、2月か3月にグレードテストを受けなさい、と言われたので(娘はコンクールとなると、12級はまだお預けですな…。ちょっと前までは、秋にグレード、って話だったのにねぇ。)まー、そこを一区切りとして、そこまでは頑張ってもらうかなー。その頑張り次第では、次の教本終了ぐらいまでは目をつぶってもいいかもしれないが…やっぱそろそろ、引き際考えないとですよ。やれやれ。
by mmemiya | 2011-07-24 15:10 | 子育て、子育ち