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20年前からあったけどなぁ

有名私立大の受験料を負担 埼玉・狭山ケ丘高校

先日来、関西のいくつかの高校で、やれ、ひとりの生徒がたくさんの大学に合格していて、有名大学への合格者数が水増しだっただの、受験料を高校が負担していたの、いや関東にもそういう高校があっただのというのがニュースになっているが、なぜこれが今頃ニュースになるのか、今一つぴんと来ない。

だって、私の高校生時代といえばもはやかれこれ20年前ということになってしまうが、その頃からあったもの、こういう話。

私の住む地域では、当時、基本的に私立高校の方が大学進学率が低かった。まぁ、ちょっと離れた有名私立高校へ中学受験して入ったり、高校から入ったり、という子も皆無ではなかったけれど、基本的には、進学志望の子達は公立高校へ進んだものだ。
そういう状況下では、私立高校というのは、滑り止め、という存在だった。それから、高校の途中で他の地域から引っ越してきたような子が、公立高校へ入れないと行くところ、という感じ。(公立高校にも転校生はいたので、高校の転校の仕組みというのが実はよく分からないんだけど…)
そんななかで、私立は大学進学率を上げようと躍起になっていて、どこも、「特別進学コース」みたいな、受験に力を入れたコースを作り始めていた。で、成績優秀だと、授業料は3年間免除、その代わり、受験時には、なるべくたくさんの大学を受けてもらう。◎◎大学▲名合格、××大学■名合格、と、翌年の資料に大きく書くために。生徒の側も、授業料免除の特待生だという立場から、ある程度、それに従わざるを得ない。知人で、おかげで授業料が免除だったとはいえ、受験料に数十万円使った、という人がいたし、私が滑り止めに受けていた私立高校は、受験料も学校持ち、という話だった。ちなみにこの私立は、中3の夏ごろだったか、
無料の(だっけ?)模試をやって、そこで成績が一定以上なら、入学後は特待生で授業料免除が約束される、なんてことをしていた。

まぁ、ただし当時は、センター試験の成績だけで私立大学に合格できる(なんてのがあるんですねぇ今は。全然知らなかった。第一私は共通一次世代だし。)なんて制度はなかったから、1人が多くの大学を受ける、といったって、物理的にはある程度限りはあっただろう。まぁ、私大の日程って、学部ごとに違っていたはずとは思うけど、それにしたって、ぶっつづけの受験はきついよね。1人で30いくつとか、ちょーっと無理だったんじゃないか、と思う。
話はそれるけど、◎◎大学なら学部はどこでもいい、っていう発想、私には全く理解できない。勉強したい分野が先にありきじゃないってどういうことなんだろう。私なんか、国立A・B日程(という時代があったのですよ)、私大1校とも、おんなじ分野で合格できそうなところしか受けてないんだけど。

まぁそんなことはともかく、今更のようにこれが問題になり始めたきっかけってのは良く分からないんだけど、4年制有名私大に8名合格!が1人でたたき出されてるぐらいは目をつぶっても、30名合格が実は1人だとサギだろう、ってことなの?それとも20年前にこんなことがあったのは私の周囲のごく狭い世界だけで、新聞記者諸氏の高校時代には、そんなこと全然聞いたこともない、ってことなんでしょーか?謎。
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by mmemiya | 2007-08-04 23:57 | 日々雑感