La Lune Lunatique

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美味しいものが食べたい

もらいもののスイカがあったのだけれど、冷蔵庫のスペースが空かなくて、冷やしてないしな~、朝は食べてる時間ないしな~(大人はともかく子どもはスイカを食べると後が大変!)などとちょっと先延ばしにしていて、週末やっと切ったら、ちょっと、水気が抜けて美味しくなさそうな部分あり。
ふとここで思いつき、スイカのシャーベットを作ってみたら、なかなか美味しゅうございました。フードプロセッサーをずっと持っているくせに、シャーベット作ったのは初めて。
そういえば、春のいちごを冷凍したものもちょっと残っている。アイスクリームか何かも、フードプロセッサーで試してみよう。小林カツ代さんのおやつの本で見た、いちごのフローズンヨーグルトを何回か作ったことがあるんだけれど、いくら途中でかき混ぜても、どうしても、冷凍室から出すとカチカチ。そういうのを、フープロにかければいいのね!


ところで、前にも伝統ってなんだ?なんてことを書いたことがあるのだけれど、ここのところ、日本の食文化について、アマゾンでいくつか本を漁ってました。

というのもですね、いわゆる<食育>に付随して「地産地消」だの「地域の伝統料理を知りましょう」だのが語られるのは農林水産省の縄張り意識のなせる業、だと私は思っていたのだけれど、「身土不二」なんてのが、そもそもが政治的な意味合いを持つスローガンだった、なんて説を見聞きしまして、こりゃけっこう根が深いのね、と感じ入りまして。

地元の食品を食べるとよい、とか、伝統的な料理がいい、とはいうものの、どうなんでしょうね、異国からの輸入物でも、その土地の気候に合って栽培できれば「地元の食品」に格上げされるんでしょうか。日本原産、ってことにこだわっちゃったら、多分、食べられるものってめちゃくちゃ少なくなるし。こういう思想を推進していらっしゃる方は、大体、何世紀ごろに日本に入った食べ物なら食べてもいいってことにされるんでしょうね。

今回入手した「和食と日本文化」(原田信男)によると、たまねぎも明治以降に日本に入ったものだそうで、こりゃびっくり。150年ぐらい経ってると、伝統食品の仲間入りできるんでしょうかね。
ちょっと検索すると、マクロビオティックレシピでたまねぎ使ったものとか簡単に見つかるし、となると、やはり、育てばいいのか。育たないものを遠くから持ってきて食べちゃいかん、と。
こりゃ、気候条件の厳しい地域に住む人にとっては、けっこう過酷な思想かも。人類が昔々から交易ってものを行ってきたのは何故か、ってことも考えてみて欲しいわ。
あー、あと、距離にして何キロまでが「その土地」と定義できるのでしょう。場合によってはうちなんかは魚も碌に食べられないってことになりかねないわ。海遠いから。干物とかにして海から持ってくるのも駄目と言われると大変厳しい。あれ、そもそも、魚、食べちゃいけないんだっけ。

食生活の欧米化が生活習慣病をもたらしている、というのはよく言われることですが、実際のところ、どうなんでしょうね。
全くの素人考えなんですが、なにしろ、人間は全て死ぬわけで、生活習慣病が死因割合としては低い状況にあるのだとしたら、別の死因割合が高いだけでしょう。
多分、生活習慣病の割合が高くなる以前は、感染症とかが高かったんじゃないかと思うのですが、感染症の割合が相対的に低くなるのは、そりゃやっぱ、衛生状態が良くなって、栄養状態が良くなったからなんじゃないのかと。
がんなんてのも、ある程度長生きしたら、発症の割合が高くなるのは避けられないように思えてしまうんですけどね…。

医療費がかさむし、生活習慣病をもっと減らさないと、と国は躍起になっているようですが、じゃあ、何が主たる死因になれば満足だ、というのでしょう。そりゃ、みんながみんな、ぴんぴんころり、と逝ければいいのかもしれないけれど、そりゃあ、どれだけ努力したって運の問題なんじゃないかなぁ…。(とりあえず、国としては糖尿病とその結果の透析が減らせりゃいいのかな?よく分かりませんが。)

とりあえず、あんまり頭で「コレを食べなきゃ、アレは体に悪い」とやるよりは、美味しいものを美味しくいただいていきたいです、私は。ただし、何を美味しいと感じるか、というあたりでは、それなりに手をかけて感覚を磨いておかなきゃ始まらない気もするので、これは、言うは易く行うは難し、の典型ではあるんですけれどね。
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by mmemiya | 2007-08-07 22:23 | 料理のこと